2023年10月、畑の景色

パパイヤ農園?

約60本のパパイヤの木がそれぞれ実をつけ始めて収穫のピークを迎えています。実はほっとけばどんどん大きくなりますが、私は20㎝手前がちょうどいいサイズと勝手に決めつけて収穫しています。ある直売所では20㎝強のものが600円ほどで売られているのもあり、ちょっとした高級品として扱われているようです。ただ、うちの地域では青パパイヤはそれほど知名度がないと思っているので、私ははお試しいただく意味でお手軽に買っていただけるよう小ぶりで安く出しています。ちなみに味は大きくても小さくても変わりはないので、調理しやすい大きさということも小さめで収穫している理由でもあります。

パパイヤの木は軽く2mは超え、2m間隔で立ち並ぶ木々から伸びる葉が日光を競い得ようとそれぞれが重なり合う様や、木々に成っている無数の実を見ると本当に農園らしくなってきたなと感じます。

収穫はというと、数的には週50個ペースで出荷しています。市場の反応は思ったよりも良く、感触的にはもっと出せそうな気がします。来年は100本植えようかな。

もうすぐ終わりです

今年の夏は、雨が少なかったり猛暑日が記録的に続いたりと人間にとっても野菜にとっても過酷な環境でした。野菜はというとナスは水不足でボケナスになったり、ピーマンは強い日差しに負けて変色したりと品質維持がとても困難でした。その影響で出荷できずに廃棄してしまう野菜も多く、収量はガタ落ちでした。自然を相手にする我々にとってはこればっかりはどうにもなりませんね。

写真は、実が大きくなる前に赤くなってしまったピーマン。

逆に雑草はというとこの過酷な環境でも全くお構いなしです。さつまいも、ラッカセイは雑草に支配されてしまいました。

ラッカセイは、花が落ちて土に潜れるように直前に雑草を抜いて周りをきれいにしたのですがこの有様です。今は雑草の中に落花生が隠れています。

こちらはさつまいも。ツルが伸びきる前に草刈したのですが最終的にはこうなります。

雑草を刈り取って集めた雑草の山。残念ながら雑草との闘いはまだしばらく終わりません。

冬野菜の準備

暑さのせいでしょうか、キャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー全て育苗に失敗してしまいました。

直射日光を避けるために遮光シート、害虫防止に防虫ネットをかけてフル装備で臨んだのですが、芽が出なかったり、芽が出ても溶けてしまったりと、残念な結果でした。最後はダイコンに勝負をかけます。

タマネギは育苗中です。

新事業

今年からJA横浜主催の幼稚園児向けサツマイモ堀体験の事業に参画しています。今年3月から苗づくりを始め、5月に植付してようやく今収穫時期を迎えます。

幼稚園児が掘りやすいようにするため、前日にマルチやツルをどけて後は掘るだけの状態にしておきます。今月の畑は、芋ほり体験をしにくる幼稚園児でにぎわうことでしょう。

ちなみに写真の場所には、次の日200人の園児が芋ほりにやってきて大騒ぎとなりました。

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