2022年7月、畑の景色

草、草、また草

今の時期を「雑草撲滅運動」とか「草むしり強化月間」と名付けたいくらい来る日も来る日も草をむしったり、刈払い機で草を刈ったり一日の大半を草刈りに費やしています。去年も同じことを言った気がしますね。なんで雑草は病気にもならなければ虫にも食われないのか、さらには肥料をやらなくてもグングン生長して根を伸ばす。人間が処分しない限り畑はたちまち雑草ワールドになってしまいます。そう、雑草を刈らなければ野菜の居場所がなくなってしまうのです。
他の野菜の管理をしているすきに雑草は伸び伸び育ってご覧のあり様。
畝の上は野菜の苗を傷つけないように手で草をむしっています。丁寧にやると1つの畝に1時間くらいはかかってしまいます。下の写真は苦労して草をむしった畝です。
環境のことを考えるとマルチの多用は避けたいと思い今回サツマイモはマルチを使いませんでした。が、草むしりに膨大な時間がかかり他の作業に影響が出るのも問題なのでここはやっぱりマルチを使った方がいいのか。悩みます。

旬の野菜

前月のタマネギに続きじゃがいもを一気に収穫してさらにニンジンが採れ始めました。カレー用野菜セットがそろいました。また夏野菜も始まり米ナス、ピーマンは直売所に出荷を始めました。

じゃがいもは「十勝こがね」という品種で皮が薄く煮物にするとねっとりとした食感で煮崩れしません。とてもおいしいじゃがいもです。私は水で洗い土を落としたら皮ごと調理して食べています。

ニンジンはついこの間から収穫を始めました。私はニンジンも皮ごと食べています。水で洗ってそのまま調理。皮むかないのってラクでしょ。農薬を使っていないので安心して食べられますよ。

ちなみに皮の周りに栄養が多いという説もあるようですが色々調べてみるとそうでもないみたいです。

夏野菜も続々出荷中。

気になるアイツ

暑くなったからか急激に大きくなってきました。遠くからでもその存在感をアピールしてきます。最終的に背丈は2mほどになるとのことなのでまだまだ半分も到達していませんが、もうその風貌は「木」そのものです。

トラブル続出

じゃがいもは収穫量の1/3くらいを虫にかじられ穴が空いていました。決定的証拠はありませんが掘ってる時にしょっちゅうケラが出現していたということと穴の中にコガネムシの幼虫が入り込んでいたというところを見ると、犯人は恐らくケラとコガネムシの幼虫のようですね。奴らの犯行の手口はじゃがいもの一部だけに穴を空けて次々に新しいじゃがいもに手を付けるという本当に人間の嫌うことを熟知している犯行と言えます。食べるなとは言いません。どうせ食べるなら丸一個完食してから次のじゃがいもに手を付けてほしいです。
もちろん穴の開いたじゃがいもは処分です。0円食堂でも引き取ってもらえません。

強風によって引き抜かれたパパイヤの木。大きくなればなるほど風の抵抗を受けやすくこんなことになってしまうのですね。すぐに埋めてあげてさらに風対策のために土寄せてんこ盛りにしたら復活しました。
話は変わりますが、根っこがらせん状になっているのがアンカーの形状と似ていてパパイヤなりの風対策なのか?と思ってしまいました。それでも結果的に引っこ抜かれてしまったのですが。。

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