2023年2月、畑の景色

お休み

今月はこれと言って進展がありません。夏野菜を作付けする予定の場所ががらんと空いています。空いている場所は耕運機で耕しておいてしばらくお休みとなります。

4月から新たに借りる農地です。ここは3反(約3,000㎡)ありますので耕しがいがあります。ちょっと早いですが手入れ始めてます。

夏野菜の準備

今月後半くらいから夏野菜の播種が始まります。その準備のために農電マットの取り付けを行いました。農電マットは今年1枚増やして3枚体制です。話はさかのぼりますが、今まで使っていた手作りの育苗ハウスは手狭となったため撤去しました。代わりに、一回り大きな育苗ハウスを設置したので育苗能力が少し改善されました。

後片付け

パパイヤの木が腐り始めてきました。果実はご覧の通り干し柿みたいな状態になっています。このまま放置してれば勝手に全てが腐って分解してくれないものだろうかと願いたいのですが、次の作付けがあるためそんなにのんびり構えていられるはずもありません。遅くとも来月中には撤去しなければなりません。

ひとまず木の根元を掘ってみましたが、深く張った根は抜けそうもありません。次の作付けを考えると全て抜き取りたかったのですが無理そうですね。取り除けない根に関してはそれこそ自然分解に頼るしかなさそうです。やっとこさ木が傾くくらいまで掘り進めましたが疲れたのでここでいったん終了。気がむいたら引っこ抜こうかと思います。

時代は回る

パパイヤの木を処分する一方、パパイヤの種をまきました。今年は新しく借りる農地に約60本植える予定です。

2023年1月、畑の景色

朝は寒いですが

この時期の朝は畑一面霜が降りて真っ白になります。土が凍り付いているので畑仕事はもちろんできません。10時くらいにようやく霜が溶け始めますが、溶けた霜が水になって畑はべちゃべちゃになります。昼頃それが少しずつ乾いてようやく落ち着く感じです。ホウレンソウも朝は写真のように真っ白になって枯れてしまいそうにも見えますが、ホウレンソウの中では凍らないように糖分を作り出しているそうです。だから寒い時期のホウレンソウは甘くておいしくなるのです。

今採れるのは

先月に続きキャベツ、カリフラワー、ニンジン、ジャガイモを順次収穫しています。これらも今月中に全て収穫し終わるペースです。来月は葉物しか残らないですね。

要因はわかりませんが、今回採れたニンジンはサイズが一回り大きいものが多く形もよかったです。発芽率が今イチだったのですが全体的な品質は良かったと思います。

トンネル

露地栽培はこの時期ビニールトンネルをしないと野菜は育ちません。これから育てる野菜はほぼすべてビニールトンネルをしています。

コマツナは数回に分けて種をまいていますが、11月ごろにに撒いたものが今こんな状態です。寒いとやっぱり生長が遅いですね。このペースだと収穫は来月の後半くらいでしょうか。

残骸

畑の真ん中で存在感を出していたパパイヤの木がとうとう枯れてしまいました。半年で一気に3m近く育った勢いは周りの人たちを驚かせたりもしましたが、その生命力は寒さに打ち勝つことなくあっけなく朽ちはててしまいました。

パパイヤの折れた枝と枯れた葉が風に揺れると、うらめしや~の幽霊の手のように見えてしまうのは私だけでしょうか。近隣住民から気味が悪いとクレームが入ってしまう前に枝を切り落としました。残った幹の方は、大変申し訳ないですが寒くて撤去する気力がないのでしばらく放置します。

2022年12月、畑の景色

旬の野菜

今うちで採れるのは葉物野菜とキャベツ、カリフラワーです。葉物野菜はホウレンソウとコマツナをリレーで2月一杯までやろうかと思います。その第一弾が今出荷時期を迎えています。葉物野菜は虫が付きやすいので農薬を使わないととてもじゃないけど作るのは困難です。ですので私は虫の付きにくい冬にしか作りません。今の時期だと農薬を使わなくてもそれなりにきれいな野菜が作れますよ。

こちらはキャベツの畝。11月まで防虫ネットのトンネルをつけていましたが、トンネル内に生えた雑草が激しく生長しキャベツが飲み込まれてしまいそうでしたのでトンネルを外して草をきれいに除去しました。キャベツは結球しているので今更虫がついたところで人間の食べるところには影響しないでしょう。

防虫ネットをしていても虫に食われる株はいくつかありましたが無事な奴はこんな感じで一切虫に食われていません。

カリフラワーはこんな感じ。

ちょっと不安です

少し遅くなりましたが、11月の終わりから12月の頭にかけてタマネギの苗を定植しました。タマネギは鉛筆くらいの太さの苗を植えるのが理想とも言われているので、自作の苗もそのくらいのサイズを目標にしていましたがそれほど育たないまま11月の終盤を迎えてしまいました。しかしながら定植の時期はとっくに過ぎてしまっているため多少不安が残るも焼き鳥の串くらいのサイズで植えることにしました。

そのか細い苗は4,000本近くあるのですが1本1本手で植えていく単調な作業を延々とやらなければなりません。飽きるし寒いしこの作業は本当につらいです。なんだかんだで3日もかけてしまいました。

今年の締めくくり

1年の最後の作業はダイコンの播種です。この時期に植えるダイコンはマルチ、不織布、ビニールトンネルと防寒対策に手間がかかりますが、手間をかける分、春にはおいしいダイコンができます。

まだ元気?

見たところ、パパイヤの生長は止まってしまっているようです。南国の植物ですから当たり前といえば当たり前ですね。つけている実のサイズは以前ほど大きくなりません。花は無駄に乱れ咲いていますがそれが実になる様子もありません。12月になって一気に気温が低くなり最低気温は普通に10℃を割っているという状況なので、めっぽう寒さに弱いパパイヤはいつ枯れ始めてもおかしくないのかもしれません。冬を越してくれたらと思いますがそれはかなわぬ思いなのでしょう。

最期

動きも鈍く前後に揺れながら歩いている。夏には鮮やかな緑色をしていたボディーがその影もなく茶色にくすみ見るからに衰弱しきった様子です。そのカマキリは一瞬こっちを向き「あばよ」と最後のお別れでもしているのでしょうか。そのあとゆっくりと去っていく姿はまるで死に場所を探しているかのようでした。きっとこの畑で害虫たちを倒し続け野菜を守ってきてくれたのでしょう。ありがとうカマキリ君。君の活躍は一生忘れることはないでしょう。

2022年11月、畑の景色

収穫だぁ

ちょっと遅くなってしまいましたが、サツマイモの収穫を始めました。今年は植え始めが遅かったので、その分収穫を遅くしてみました。掘り始めの感触では全体的に形、大きさはちょうどいい感じです。マルチをしなかった割にはコガネムシの幼虫にもあまり食われていない様子です。つるぼけもありません。ここまではまずまずですね。

掘り進めると、品種によってはイモが細かったり、割れたりしているのが多数現れるようになって収量に暗雲が立ち込めてきました。

割れたイモ。もちろん商品になりません。

最終的に割れたイモがこれだけになりました。持ち上げられないくらいの重さなので100㎏近くはあるかと思います。こんな姿でも十分食べられますが、家に持って帰っても食べ切れないのでいずれ処分することになるでしょう。もったいないのでどうか0円食堂さん、引き取ってはいただけないでしょうか。

ちなみに肌がきれいなイモはこんな感じです。

収量の結果は以下の通りです。
シルクスイート ◎
紅はるか 〇
紅乙女 〇
ふくむらさき 〇
安納 △
ハロウィンスイート ×
ハロウィンスイートは出荷を見送り。安納は既に品切れとなりました。

しかし、今年は傷物が多かったので来年に向けての対策が必要です。原因については思い当たることがいくつかあるので農家の先輩方に聞いたりネットで調べたりして一つ一つつぶしていくしかありません。

もうすぐです

もうすぐ収穫を迎える野菜たち。ホウレンソウやコマツナ、キャベツなどの葉物、根菜ではニンジン、ジャガイモです。サトイモはちょっと遅らせて収穫を始めようと思います。

未だ健在

パパイヤは結局3mくらいまで伸び未だ健在です。もちろん収穫もできます。どのくらいの寒さまで耐えられるのでしょうか。

種イモ保管

サツマイモとサトイモを来年のタネ用に保管します。畑の片隅に1mくらいの深さの穴を掘って埋めていきます。サトイモは10株程度親イモ、子イモ、孫イモがくっついたまま逆さにして埋めます。サツマイモは全部で50㎏位を品種ごとに網の袋に分けました。

埋めたらビニールシートをかぶせて完了です。

その他

今年はカマキリによく出くわしました。夏のある日ではゴーヤの茂みに紛れていたカマキリに気づかず手を突っ込んだらカマで攻撃されてびっくりしました。とある日では軽トラの屋根にカマキリが乗っているのを気づかず家まで連れて帰ってしまいました。つい最近では夏野菜の片づけをしていたら3匹出てきました。カマキリってそんなにたくさんいるものなのでしょうか。

サツマイモってツルの片付けが大変ですよね。ツルを一か所に集めるために畑の中を軽トラで何往復もしました。

2022年10月、畑の景色

おつかれさまでした

夏野菜はまだ頑張っていますが、さすがに疲れたご様子です。ナスは今でもたくさん実をつけますがどれも色があせたり傷ついたりと出荷できる状態ではありません。ピーマンはまだいけそうですがさすがに実をつけるペースが落ちてきており数が減ってきています。もうそろそろおしまいですね。

葉が黄色くなり始めたピーマンの苗。でも実はなっています。

季節外れなの?

夏も終わり涼しくなってきましたが、これを見るとまだまだ夏の真っ最中と錯覚してしまいます。南国の植物が関東近辺でもここまで育つとは正直びっくりでした。そのパパイヤは面白いように次々と実をつけ今まさに収穫最盛期です。さすがに熟すまでは育たないと言われていますがここまで育てば十分かと思います。

木の高さはゆうに2mは超えています。でも、こんなに大きくなった木が枯れてしまった後、片付けどうする よ?

果てしない

生長を続けるオクラ。まだまだ収穫できますが、空へと果てしなく伸びるオクラはとおに私の背を超え、咲かせる花は手の届かないところまで来てしまいそうです。

コチラは地べたを張って伸び続けるつるむらさき。隣の畝をも横切り果てしなく伸びていきます。ですので適度な散髪が必要です。でも、つるむらさきは農薬を使わなくても虫が付かず育てやすいですね。その上直売所にも好評なので来年はもっとたくさん育てようかと思います。

サツマイモは今月中頃から順次収穫を始めます。

2022年9月、畑の景色

まだまだ旬です

今年は暑かったけど、適度に雨が降ったりしたせいか夏野菜がまだまだ元気です。ナスは少しの間休憩しましたがまた実がなり始めています。ピーマンはずっと成りっぱなしでしばらく続きそうです。

米ナスは、若苗のころガンガン実をつけて摘果もしないでいたら、案の定疲れてしまって実のつやがなくなり一旦出荷をやめました。8月頭の時点でもうだめかと思ってましたが、苗を散発して追肥して置いたら復活しました。ところが、元気になったと思ったら今度は余計な枝がバンバン生えてきてこれも放置するといい実がならないんだろうなと思い、適度に剪定してます。余計なところにパワーを使わないでくれ。

初収穫

青パパイヤの実が大きくなってきました。実は大きくしたいので収穫はもうしばらく我慢ですね。でも、私自身食べたことがないので1個だけ採ってみました。切ったら、切れ目から白い液体がぽたぽた垂れてきて南国フルーツらしいみずみずしさを感じました。

収穫は2~3週間後くらいからですかね。

アングルがいまいちでわかりづらいですが、木は私の背を超え2mくらいになっています。

もうすぐです

来月から収穫が始まるサツマイモの畑です。もちろん地上を見るだけでは順調かどうかはわかりません。掘ってみるまでは出来が分からないのがサツマイモです。

遅植えズッキーニ(一般的にズッキーニの遅植えはありませんが、私が試しに時期をずらして栽培しています)は、育苗の時にウリハムシの激しい攻撃を受けましたが、なんとか育っているようです。うまくいけば来月には収穫できると思います。

2022年8月、畑の景色

夏の野菜たち

連日猛暑が続くため畑の土がサラサラして砂漠のようになってきています。それでも野菜は元気に育ち、雑草はそれ以上にグングン育っています。毎日草刈りは欠かせませんが、収穫もサボってしまうと採り時を逃しておいしい野菜がとれません。夏野菜はどんどん実がなるので、最近あおられ気味です。

 

下の写真は米ナスです。本当はもう少し早いタイミングで摘果とか剪定とかしたかったのですがその前にどんどん実がなってしまったのでもう苗がお疲れ気味になってしまいました。

もうすぐです

パパイヤの木がとうとう私の背を超え2m近くになりました。ここ最近で一気に伸びました。ただ大きくなればなるほど風の抵抗を受けやすく、ちょっと強い風が吹くと次の日には木が傾いた状態になってしまいます。それを放置すると木が真上に伸びようとするため曲がった木に育ってしまいます。先月は盛り土をしたりして木が傾かないようにしていましたがもう木が大きくて対処できません。なので曲がった木がそのまま育っています。来年やるなら木の周りに単管を打って防風ネットなんかで囲うなどしたほうがいいかもしれませんね。高さは2mくらい。大掛かりになりますが。

花が咲いたときに嬉しさあまり写真を撮ってSNSにアップしたら「それ雄花ですね。両性花がつく品種ですか?」というコメントがあり、全ての花に実がなると思っていた私に想定もしていなかった事実を突きつけられたのです。もしかしてオスの木、メスの木がある品種だったら、そしてここに植えてある木が全てオスの木だったら実がならないじゃん。ずっと楽しみにしてきたのにここにきて大きな落とし穴があったのです。

と、一瞬心配しましたが数日後実がなりました。よかったよかった。どうやらSNSでコメントがあった通り同じ木に雌花と雄花が付く両性花の品種のようです。雌花は花の中心が膨らみそのまま実になるようですね。

現時点で実の大きさがお稲荷さんくらい。オムライスくらいになったら収穫ですかね。あっ、収穫する前にどうやって調理するのか調べておかないといけないですね。

もうすぐ終了

ニンジンとかタマネギとかニンニクとか6月くらいに収穫した野菜がもうすぐ底をつきます。ニンジンだけは出荷するものだけ少しづつ畑から収穫していましたが、もうすぐ畑からなくなります。

2022年7月、畑の景色

草、草、また草

今の時期を「雑草撲滅運動」とか「草むしり強化月間」と名付けたいくらい来る日も来る日も草をむしったり、刈払い機で草を刈ったり一日の大半を草刈りに費やしています。去年も同じことを言った気がしますね。なんで雑草は病気にもならなければ虫にも食われないのか、さらには肥料をやらなくてもグングン生長して根を伸ばす。人間が処分しない限り畑はたちまち雑草ワールドになってしまいます。そう、雑草を刈らなければ野菜の居場所がなくなってしまうのです。
他の野菜の管理をしているすきに雑草は伸び伸び育ってご覧のあり様。
畝の上は野菜の苗を傷つけないように手で草をむしっています。丁寧にやると1つの畝に1時間くらいはかかってしまいます。下の写真は苦労して草をむしった畝です。
環境のことを考えるとマルチの多用は避けたいと思い今回サツマイモはマルチを使いませんでした。が、草むしりに膨大な時間がかかり他の作業に影響が出るのも問題なのでここはやっぱりマルチを使った方がいいのか。悩みます。

旬の野菜

前月のタマネギに続きじゃがいもを一気に収穫してさらにニンジンが採れ始めました。カレー用野菜セットがそろいました。また夏野菜も始まり米ナス、ピーマンは直売所に出荷を始めました。

じゃがいもは「十勝こがね」という品種で皮が薄く煮物にするとねっとりとした食感で煮崩れしません。とてもおいしいじゃがいもです。私は水で洗い土を落としたら皮ごと調理して食べています。

ニンジンはついこの間から収穫を始めました。私はニンジンも皮ごと食べています。水で洗ってそのまま調理。皮むかないのってラクでしょ。農薬を使っていないので安心して食べられますよ。

ちなみに皮の周りに栄養が多いという説もあるようですが色々調べてみるとそうでもないみたいです。

夏野菜も続々出荷中。

気になるアイツ

暑くなったからか急激に大きくなってきました。遠くからでもその存在感をアピールしてきます。最終的に背丈は2mほどになるとのことなのでまだまだ半分も到達していませんが、もうその風貌は「木」そのものです。

トラブル続出

じゃがいもは収穫量の1/3くらいを虫にかじられ穴が空いていました。決定的証拠はありませんが掘ってる時にしょっちゅうケラが出現していたということと穴の中にコガネムシの幼虫が入り込んでいたというところを見ると、犯人は恐らくケラとコガネムシの幼虫のようですね。奴らの犯行の手口はじゃがいもの一部だけに穴を空けて次々に新しいじゃがいもに手を付けるという本当に人間の嫌うことを熟知している犯行と言えます。食べるなとは言いません。どうせ食べるなら丸一個完食してから次のじゃがいもに手を付けてほしいです。
もちろん穴の開いたじゃがいもは処分です。0円食堂でも引き取ってもらえません。

強風によって引き抜かれたパパイヤの木。大きくなればなるほど風の抵抗を受けやすくこんなことになってしまうのですね。すぐに埋めてあげてさらに風対策のために土寄せてんこ盛りにしたら復活しました。
話は変わりますが、根っこがらせん状になっているのがアンカーの形状と似ていてパパイヤなりの風対策なのか?と思ってしまいました。それでも結果的に引っこ抜かれてしまったのですが。。

2022年6月、畑の景色

旬の野菜

昨年の秋に種を植えて、苗を育てて冬を越しようやく実りました。タマネギは今年も全国的に不作のようでスーパーに行くとびっくりするような値段で売っています。うちも豊作とは言えませんがこちらの場合、原因は天候のせいではなく作り手のせいかもしれませんね。

赤タマネギの方が育ちが良く大玉が多いです。ですが、日持ちしないので早めに捌かなければなりません。

今年はニンニクを多めに作りました。ネギ系はサビ病といって葉にサビのように見えるカビの一種が付きやすく、かかってしまうとかなり面倒です。これが付き始めるとあっという間に畑全体にまん延し重症化するとやがて枯れてしまいます。当然のことながらこうなってしまうと手の施しようがなく収量がガタッと落ちてしまいます。それを防ぐか治療するためには農薬を使うことが一番の対策となるのですがやっぱり農薬は使いません。サビ病が出たら元を断ちます。今年も一部サビ病が発生し慌てて発症した株を100本近く処分しましたがそのあと被害は広がらず収穫を終えホット一安心です。

もうすぐです

タマネギとは逆にジャガイモは3か月程度で収穫ができます。3月後半に種イモを植えて今月中には収穫ができます。先月苗のまわりに土を盛る”土寄せ”を行い後は収穫タイミングを待つのみです。

今年は機械を借りました

昨年は鍬一本でサツマイモの畝10本を10日かけて作りました。こんな非効率なことをやっていては農業なんて続けられません。というわけで今年は農協からサツマイモの畝をつくる専用の管理機をお借りして作業することにしました。ところが、この管理機意外と人気があって借りるにもなかなか予約がとれず、結局予定より1か月くらい作業が遅れてしまうことに。そのせいで一部苗の入荷日に間に合わず数本は鍬で畝を作る羽目となりました。そんなハプニングもありましたが、いざ借りて作業するとあっという間に畝が完成。20本の畝が1時間もかからないうちにできました。いやーラクでいいわ、ほんとに。

で、そのあと苗を植えた状態が以下の写真です。手前数本が手作りの畝、後方が管理機。この後、もう半分植え全部で900本植える予定です。

もっと勢いが欲しい

定植したら根を伸ばしてもっと勢いよく大きくなっていくのかと思っていましたが、そうでもありません。肥料食いだと聞いたこともあったので数日に1回はネイチャーエイド液肥(有機肥料)を与えています。枯れてはいないので暖かく見守るとしましょう。

先月2m間隔で15本植えました。

2022年5月、畑の景色

GW真っ最中

コロナは未だ勢力が衰えないにもかかわらず世間ではいろんな規制も緩和され普段の生活に戻りつつあります。そんな中、GW突入とあって地方の行楽地も賑わいをみせているようですね。世間では。でも、農家たるものそんな世間を横目に黙々と野菜と向き合っています。ちょうどこの時期は夏野菜を中心として今まで育苗してきた苗をただひたすら定植していきます。下の写真はナスとピーマン。今年もナスは米ナス、ピーマンはピー太郎(こどもピーマン)をメインで作ろうと思います。

これ以外にカボチャ、スイカ、トマト、キュウリ、ゴーヤなどなど植えるものがまだまだたくさんあります。

出荷中

先月からダイコンなど出荷していますが、ダイコンを植えている場所にサツマイモの準備をしなければならないので今月頭で片付ける必要があります。どんどん出荷せねば。

あとミズナやカブも出荷中です。

去年のリベンジ

昨年のじゃがいもは植えたタイミングが悪かったのかわかりませんが、半分以上腐って芽が出なかったという苦い経験をしました。その原因ははっきりと解明しないまま懲りずに今年も植えました。しかも去年の培以上。かなりの不安を抱え日々過ごしてきましたがようやく芽が出て一安心です。 

今年のお楽しみ

青パパイヤの苗がそれらしくなってきました。が、まだぬくぬくの状態で苗を育てたほうが良いのか、とっとと定植してしまった方がよいのか悩んでいます。熱帯の植物なので朝の気温がもう少し高く安定してからがいいと思いますが、梅雨入り前には済ませたいですね。

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