投稿日: 2023-12-102023-12-102023年12月、畑の景色 旬の野菜 今月からダイコンの収穫が始まりました。収穫は朝の6時ごろに行いますが、まだ日が昇る前なので辺りは真っ暗です。収穫後、ダイコン洗って7時には直売所に出荷します。これをほぼ毎日、来年の4月ごろまでやります。冬至はもう少し後なので、しばらく真っ暗の中収穫することとなるでしょう。 真っ暗の中、太くなってそうなのをとりあえず引っこ抜きます。 昼間はこんな感じです。 この時期はダイコンを出す農家が多いので少なめに出しています。今はだいたい1日20本くらいですね。周りの出る量が少なくなれば多い時で50本くらいになります。 今、うちが出せる旬の野菜はダイコンだけですね。先月までガンガン育ってたパパイヤは寒くなってから急に生長がストップしてしまい実が大きくなりません。もう終わりですね。 片付け 今のメインの作業は夏野菜の片づけですね。数百本の夏野菜を引っこ抜きます。支柱を抜いたり誘引したテープやひもをとったりと、これが意外に面倒な作業なんです。 それより面倒なのが、雑草の片づけです。枯れたとはいえ、いまだ根が張り巡らされていて引っこ抜くか草刈り機で刈らないといけません。特にマルチの際に生えた草は根がマルチに絡みついていてマルチを剥がすのに邪魔になります。これを丁寧に抜いてからでないとマルチが剥がせないので本当に厄介です。今年は最後まで雑草にやられてしまった一年でした。そんな憎たらしい枯草は焼却しようと思ってましたが、逆手にとって防草シート代わりに畝の通路に敷いてみようかと思います。 冬越し野菜 今年のニンニクとタマネギはあまりうまくできずにほとんど出荷できませんでした。ほぼ失敗ですね。タマネギは雑草の処理の遅れによる生長不足、ニンニクはサビ病感染が原因です。来年はそうならないようにしたいです。 一部のダイコンは、ビニールトンネルに守られ冬を越します。
投稿日: 2023-11-072023-11-072023年11月、畑の景色 いもほり 今年からJAの芋ほり体験事業に参画しましたがトラブルもクレームもなく無事終了しました。2,000株用意したサツマイモは全て完売ということで初めてにしては上出来でしょう。育てる期間は半年くらいかかってますが、芋ほりは始まったらあっという間でしたね。ご覧の通りサツマイモ畑はすっかり更地になりこれから休眠状態に入ります。失敗すれば来年はないのでとにかく無事に終わって何よりです。 旬の野菜 芋ほり体験とは別に、直売出荷用にもサツマイモを作っています。今年は10品種トライしてみましたが、出来は品種ごとにばらつきがありいいのも悪いのもありました。とは言っても、今年は初夏の水不足や猛暑日などで全体的に野菜がうまくできなかった中、サツマイモは良くできたと思います。 冬野菜は苗づくりに失敗したので今年はダイコンのみです。ダイコンは9月から毎月500くらいづつ種を植えてます。これを12月までやります。9月にまいたものはそろそろ収穫できそうですね。 パパイヤは今月も元気です。幼少期に風に倒れてそのままにしていた木は相変わらず倒れたままですがそれでも次々実をつけています。なんだかつらそうですが。 後片付け これから夏野菜の後片付けをしないといけませんが、その前に刈り取りが追い着かずさんざん生やかしてしまった雑草の後片付けをしないといけません。例えば、スイカやカボチャを育てていたところは収穫が終わって一回刈ったのですが面積が広いためその後は放置、結果草原になっています。そういったところを草刈りしていたら、かつて取り損ねたスイカが出てきました。もちろん食べられる代物ではないのでそのままスルーしました。
投稿日: 2023-10-082023-10-082023年10月、畑の景色 パパイヤ農園? 約60本のパパイヤの木がそれぞれ実をつけ始めて収穫のピークを迎えています。実はほっとけばどんどん大きくなりますが、私は20㎝手前がちょうどいいサイズと勝手に決めつけて収穫しています。ある直売所では20㎝強のものが600円ほどで売られているのもあり、ちょっとした高級品として扱われているようです。ただ、うちの地域では青パパイヤはそれほど知名度がないと思っているので、私ははお試しいただく意味でお手軽に買っていただけるよう小ぶりで安く出しています。ちなみに味は大きくても小さくても変わりはないので、調理しやすい大きさということも小さめで収穫している理由でもあります。 パパイヤの木は軽く2mは超え、2m間隔で立ち並ぶ木々から伸びる葉が日光を競い得ようとそれぞれが重なり合う様や、木々に成っている無数の実を見ると本当に農園らしくなってきたなと感じます。収穫はというと、数的には週50個ペースで出荷しています。市場の反応は思ったよりも良く、感触的にはもっと出せそうな気がします。来年は100本植えようかな。 もうすぐ終わりです 今年の夏は、雨が少なかったり猛暑日が記録的に続いたりと人間にとっても野菜にとっても過酷な環境でした。野菜はというとナスは水不足でボケナスになったり、ピーマンは強い日差しに負けて変色したりと品質維持がとても困難でした。その影響で出荷できずに廃棄してしまう野菜も多く、収量はガタ落ちでした。自然を相手にする我々にとってはこればっかりはどうにもなりませんね。写真は、実が大きくなる前に赤くなってしまったピーマン。 逆に雑草はというとこの過酷な環境でも全くお構いなしです。さつまいも、ラッカセイは雑草に支配されてしまいました。ラッカセイは、花が落ちて土に潜れるように直前に雑草を抜いて周りをきれいにしたのですがこの有様です。今は雑草の中に落花生が隠れています。 こちらはさつまいも。ツルが伸びきる前に草刈したのですが最終的にはこうなります。 雑草を刈り取って集めた雑草の山。残念ながら雑草との闘いはまだしばらく終わりません。 冬野菜の準備 暑さのせいでしょうか、キャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー全て育苗に失敗してしまいました。直射日光を避けるために遮光シート、害虫防止に防虫ネットをかけてフル装備で臨んだのですが、芽が出なかったり、芽が出ても溶けてしまったりと、残念な結果でした。最後はダイコンに勝負をかけます。 タマネギは育苗中です。 新事業 今年からJA横浜主催の幼稚園児向けサツマイモ堀体験の事業に参画しています。今年3月から苗づくりを始め、5月に植付してようやく今収穫時期を迎えます。幼稚園児が掘りやすいようにするため、前日にマルチやツルをどけて後は掘るだけの状態にしておきます。今月の畑は、芋ほり体験をしにくる幼稚園児でにぎわうことでしょう。ちなみに写真の場所には、次の日200人の園児が芋ほりにやってきて大騒ぎとなりました。
投稿日: 2023-09-062023-09-062023年9月、畑の景色 不作 梅雨の時からでしたが雨が少なく水分が足りません。畑は乾燥して少し歩いただけでも砂埃がたつような状態です。ピーマンはすぐ赤くなり、ナスはつやがなくなり、ゴーヤもすぐ黄色くなってしまい収量にかなりの影響を受けています。ピーマンは赤くても食べられますがさすがに出荷できません。 ゴーヤは大きくなる前に黄色くなってしまいます。そしてそのあと実の下側が裂けていかにも触りたくない赤いどろっとした何かをまとった種が落ちてくるのです。 復活 でも、ナスは立ち直りが早いようで、つい数日前の雨でだいぶ良くなってきました。写真は少しボケていますが、ボケナスではありません。ふりすぎる雨も困りものですが、ほどよく定期的に降ってほしいものです。 こちらはイタリアンナスの「ゼブラ」。直売所では普通のナスより高く売れます。(数は出ませんけど。。) 誇らしい仕事 毎年夏で一番時間をかけている作業は「草刈」です。しかも圧倒的にです。雑草は小さいうちから早めに対処しなければ他の作業ができなくなります。と、わかっていながらも他の作業を優先してしまい雑草を放置た結果、今年も大草原化してしまいました。当然のことながら雑草は茎も根も立派に育っているためたとえ草刈り機を使っても一苦労です。なので毎年余計で無意味な無駄で不毛ないらん労力と時間を費やしているのだとつくづく思うのです。来年こそは何とか雑草を生える前から何とかする方法を考えたいです。雑草の対応にかける時間が減らせればその分野菜の管理に時間が割けられるのでもっと品質があげられるはずですし、収量も上がるはずです。写真は草刈した後ですが、これでも全体の1/5程度ですので、草刈タイムはこの後まだまだ残っています。 農園 パパイヤの木が2mを超えて60本並んでいる様をみるとようやく”らしく”なってきたように感じます。今回後のことをあまり考えず勢いで作ってしまいましたが単純計算で1本20個×60で、これから成る1,200個のパパイヤをどう売り捌いていくかを考えないといけませんね。 芋掘り体験 今月末より幼稚園児向けの芋ほり体験事業が開幕します。開幕まで1か月弱ですが今回初めてで少し不安なので試し掘りをしてみました。雨が少なかったので予想通り少し小ぶりです。が、つるボケしてなかったので一安心です。このままちょっとでも大きくなってください。
投稿日: 2023-08-092023-08-092023年8月、畑の景色 異常気象 異常気象と言ったら大げさかもしれませんが、今年の梅雨は雨が少なかったと思います。雨の降らない梅雨が明け7月は殆ど雨が降っていません。畑はというと、地面が完全に乾きちょっとしたことで砂埃が舞う状態です。こんな状況なので当然作物にも影響してしまうのです。例えばナスは完全にボケてしまい売り物にはなりません。ピーマンも日焼けなどで色がかわりこちらも出荷できません。などと、けっこうダメージを受けています。 水がたっぷり必要なサトイモも葉が黄色くなったりと元気がありません。 でも 雨が降らずとも雑草には全く関係がないようです。マルチの張っていない畝や、通路から生えた雑草は刈っても刈っても次々と生えてきます。つい2週間前に草刈した場所も雑草の海と化してしまいます。毎日数時間はどこかの草を刈っています。 さつまいもの畑に生えた雑草。さつまいものツルも伸びているので草刈り機は使えません。雑草に絡んだツルをどけながら手で刈り取ります。この畑の雑草を刈るのに10日くらいかかりました。 収穫 雨が降らなくてもさほど影響がない野菜もあります。カボチャは先月末に一気に収穫しました。スイカも順次収穫しています。オクラ、ゴーヤは8月入っても毎日収穫しています。下の写真は、バターナッツというかぼちゃです。 スイカは7kgを超えました。 うちが育てているオクラは丸オクラといい一般的なオクラのように角ばっていません。実が柔らかく大きくなっても筋張らないのが特徴です。 お疲れ様でした どこまで大きくなるか試していたズッキーニですがついに力尽きました。実の大きさは川を遡上する鮭くらいです。株が枯れたのち実も少しずつ変色していきました。触ってはいませんがきっとぐちょぐちょになっていくんだと思います。
投稿日: 2023-07-062023-07-062023年7月、畑の景色 収穫祭り 確かまだ梅雨明けしてなかったかと思ったのですが日中はとにかく暑いです。天気予報では雨のち晴とかほぼ毎日「雨」が付くのですが雨が降っているのは夜中で、やっぱり仕事は猛暑の中やってます。汗は滝のようにかくし、立ち眩みして倒れそうになるし、これから夏本番を迎えるというのに大丈夫なのかと心配してしまいます。そんな私の不安とは関係なく野菜たちは次々と実をつけ熟しエンドレスで収穫を待ちわびているのです。 ズッキーニは毎日20本くらいとってます。とるタイミングを逃すとすぐ巨大化してしまいます。そうなるとちょっとカッコ悪くて私は出荷しません。ですが、巨大化しても味は変わらないので個人的には大きいほうが好きです。ちなみに直売所では25㎝くらいがよく売れるみたいです。スーパーでよく見るサイズより一回り大きいですね。 ピーマンは毎日5キロくらいとってます。袋詰めにすると20~25袋くらいになります。 その他、ナス、米ナス、ニンジン、インゲンが今収穫している野菜です。今月後半ごろからキャベツ、オクラ等も収穫を迎えます。 ニンジンは収穫時期を迎えてもしばらくは畑に置いたままにしておけるので自分のペースで収穫できます。 お尋ね者 今のところ私は出荷用としてトマトを育てていませんが自家用として少しやっています。そんな中、周りの農家の方が話していましたが今年はカラスが今までになく執拗にトマトを狙っているとのことです。なんでも、カラスがペアになってトマトの畝の周りを歩きながら物色していて、それはまるで食べごろのトマトを見定めているかのようだと。人間がいても離れていれば容赦なく食べていくそうです。案の定、私のトマトも例外はなく食されておりました。この後、あわててトマト畝の周りを釣り糸で囲いました。 もうすぐです 採算が合わなくても毎年欠かさず作るものがあります。その一つがスイカです。夏になると無性に食べたくなるので完全に自分の好みという理由だけでやってます。ついでに言いますと採算は置いといて基本的には自分が食べておいしいと思う野菜だけを作っています。自分が食べたいから作っていると言ってもいいですね。これに関しては何とも自己中心的な考え方だと思います。 ちなみに 放置すると果てしなく巨大化するズッキーニ。採り時を逃したものです。現時点で2ℓのペットボトルくらいですかね。さすがにここまでくると中の種も大きくなって食用には向かないでしょう。まだまだ生長中なので最後にはどうなるのか興味があります。少々もったいないですがこの株での収穫はあきらめてこのズッキーニのためだけに育てて様子を見ましょうか。
投稿日: 2023-06-092023-06-242023年6月、畑の景色 災害発生 6月2日に発生した豪雨によって予想以上のダメージを受けました。翌日昼頃の雨が上がり、畑に行くとまず目に入ったのがパイプ倉庫の変わり果てた姿。天幕が破れて一部風に飛ばされてしまいました。当然中ものは水びたしの状態。骨組みも一部破損していて昨夜の強風を物語っています。このパイプ倉庫は台風を数回経験していますが壊れたことはありませんでした。今回の豪雨は今までの台風よりも強力な風雨ではなかったと思いますがなぜこれまでの被害が出たのでしょうか。シートが破けたということは、恐らくシートの劣化により今回力尽きてしまったのでしょうね。とは言えまだ2年も経ってないのでもうちょっと耐えてほしかったです。 動揺して落ち着く間もなく畑に目をやると、軒並み苗が倒れているではありませんか。今日は畑がべちゃべちゃなので様子だけ見て帰ろうと思って来たのですが、そうもいかなくなってしまいました。畑のダメージよりも私の心のダメージが大きいです。 倒れているのは復旧できますが折れているのは対処できません。今回10本程度逝ってしまわれました。 ナス、トマトは比較的大丈夫そうなので取り急ぎ200本のピーマンの復旧だけやり、完了後他の畑の様子を見に行きました。幸い他の畑の被害はありませんでした。 梅雨入り前にはパイプ倉庫も復旧する必要があり、取り急ぎ天幕の注文だけしました。翌日、応急処置としてブルーシートを屋根代わりにセットしました。この後雨予報なので、天幕が来るまではこれでしのぎます。 畑の様子 そろそろジャガイモ、ニンジン、タマネギの収穫が始まります。ジャガイモは先月から葉が枯れてきたので収穫しようと思っていたのですが今回の復旧作業で後回しに。これから雨が続きそうなのでタイミングを逃してしまいました。早く晴れの日が来てほしいです。 ニンジンもそろそろOKです。 ウリ系のズッキーニ、カボチャは去年苗づくりでウリハムシにやられましたが、今年はちゃんとハウスで苗を育てたのでピンピンしています。ズッキーニはもう5㎝くらいの実をつけていますのでこちらももうすぐ収穫できそうです。 スイカは豪雨の前日に植えたのでどうなっているか心配でしたが何とか大丈夫でした。 風に弱いパパイヤも倒れていないか心配でしたがこちらも大丈夫です。 完全復旧 パイプ倉庫の天幕が届き早速取り付けました。梅雨入り前に何とか設置ができて一安心です。ですが、今回2万5千円の急な出費。財布のダメージも大きいです。これにより私の心のダメージはさらに倍になりました。とさ。
投稿日: 2023-05-132023-05-132023年5月、畑の景色 出荷作業 4月の頭から最近までは早朝にダイコンを掘ってきて、洗っての繰り返しで毎日50本弱を直売所に出荷しています。洗うのが手作業なので大変ですがダイコンは定番の野菜なので安定して売れるのがいいですね。 仕込み これから夏に向けて準備してきた夏野菜の苗を植える時期に来ました。ピーマンは先月に既に定植済みですが、5月に入ってナス、パパイヤ、さつまいも、キャベツを定植したり、種ではオクラ、ラッカセイ、インゲンなんかを植えました。ですが、まだ育苗ハウスにはカボチャ、スイカ、ズッキーニ、ゴーヤなんかの苗が控えており畑に出たいとうずいています。 幼稚園イベント用のサツマイモ 幼稚園児のイモ堀体験用のサツマイモの準備も着々と進んでいます。5月12日現在で1000本植えました。この畑にはあと1000本植えて2000本植える予定です。 苗は、業者から仕入れたり自前の苗床で作ったりしています。ゆくゆくは完全自給でやれればと思っていますが、何千もの苗をどこでどうやって作るかが大きな課題です。 色々な被害? 畑ではいろいろな事件が起こります。風が強く吹けば、マルチやビニールトンネルがはがれたり、マルチをしないとあっという間に雑草に支配されたりと。なんか農業って無駄な作業が多いような気がします。 つい先日の強風ではがれたマルチ。いたるところではがれていました。復旧のためにこのマルチを張りなおさなければなりません。 まるで緑のカーペットのように雑草が生えていますが、実はジャガイモの畝です。マルチを張れない畝は必ずこうなってしまいます。早く邪悪な雑草を抜き取りジャガイモを救出しなければなりません。救出しないと収量ガタ落ちでしょうね。 マルチを張ってまだなにも植えていない畝にマルチの穴から雑草が生えています。保温効果のせいかマルチの穴から生えた雑草はものすごい勢いで成長するので本当に厄介です。何かの野菜を植える前にこの雑草を抜く作業が必要となります。 いろんな花 今年はレモンに挑戦しようと思います。レモンの実は酸っぱいですが花はとても甘い匂いがします。不思議ですよね。それはさておき、果樹は前から興味があってやってみたいと思っていましたがパパイヤをやってみて今回少し手を伸ばしてみました。果樹は実がなるまで数年かかると言いますが商品になるまでじっくり育ててみたいと思います。これが成功すれば他の果樹にも挑戦したいと思います。 これは何の花でしょう?取り残したダイコンから咲いた花です。アブラナ科の野菜はとう立ちしてだいたい黄色い花が咲きますが、ダイコンは白い花が咲きます。自分の畑でとう立ちして花が咲いた光景を見ると収穫しきれなかった(仕事がしきれなかった)という思いがあり農家のプロとしては少々恥ずかしい気持ちになります。私だけかな。
投稿日: 2023-04-072023-04-072023年4月、畑の景色 旬の野菜 3月途中から何も採れなくなり出荷作業もなかったのですが、ようやくダイコンが収穫時期を迎えました。この品種のダイコンにしてはまだ小ぶりですが、肌ツヤキレイなうちにどんどん採っていきたい思います。 冬越し野菜 昨年植え付けて冬を越す野菜はダイコンの他にニンニクとタマネギです。タマネギは苗が小さすぎて冬が越せるか心配でしたが、何とか生き残ってグングン生長しています。ニンニクも順調ですが今後のサビ病には要注意です。ニンニクはサビ病になっていないか毎日チェック。もしサビ病を見逃したら一瞬でまん延してやがて腐って全滅してしまいます。 タマネギは暖かくなってからグングン生長してます。 イモ類 ジャガイモは先月植えて芽が出始めました。サツマイモは苗床に芋を入れて苗を育てています。サトイモは昨年採れた芋を解体(親イモ子イモ孫イモをくっつけたまま保存していたものを解体)してもうすぐ植えます。ジャガイモは今年度から新たにお借りする畑に植えました。 サツマイモは芋から苗をとります。 サトイモは親芋、子イモ、孫イモを解体して大きさに分けて分別。今月中に植えます。 夏野菜の苗 ビニールハウスでナス、ピーマン、トマトとパパイヤの苗を育てています。苗は全部で700程度ですが、手狭でぎっしりしてしまってます。これからウリ科の種も撒きたいと思っているのですが場所が足りませんね。どうしようか。 もう場所がないのですが、あとキュウリ、カボチャ、スイカ、ズッキーニを植えたいです。 新しい畑 4月から新しく2か所の農地を借りました。なので単純に考えても仕事は数倍増えます。大丈夫なのかと思っても始まらないので突き進むだけ突き進もうと思います。それはさておき、そのうちの1か所ではJA横浜が手掛けている幼稚園児向けのサツマイモ堀体験事業のためにサツマイモを作ります。今年度は手始めに1,000株のオーダーを受けていますが来年以降徐々に増やしていく予定です。10a(1,000㎡)ありますがここにサツマイモを植える予定です。 もう一つのところは30a(3,000㎡)ありますがその一部でパパイヤ60本とほんの少し果樹を試しにやってみたいと思っています。
投稿日: 2023-03-042023-03-042023年3月、畑の景色 今収穫しているもの 今採れるのはホウレンソウとコマツナのみです。無農薬で育てても虫がつかないのは冬の時期だけなのでこの時期にしか葉物野菜は作りません。葉物野菜は袋詰めなど荷造り(直売所に出す状態にする)が手間な割に安いのでいつも作るのどうしようと考えてしまうのですが、場所が空いているとつい作ってしまいます。 春の訪れ とにかく風が強い。雨が降らない。畑の土が乾燥して土埃が舞い上がり、ビニールははがれる。日中気温は10℃台と暖かくなってきて春めいてきたのですが、ビニールトンネルの中は50℃近くになっています。トンネルの中は猛暑で外は強烈な土埃が舞っている。ビニールトンネルを外すか外さないか悩みどころですが、どうせビニールトンネルが風ではがされてしまう状況なので撤去することとしました。 春ダイコンは今月末くらいから出荷できそうです。 夏野菜の準備 ビニールハウスと農電マットでホカホカ状態の中、先日夏野菜の種を植えました。つい最近ナス、ピーマン、とうがらし、トマト、パパイヤの芽がでました。 種イモたち 昨年土の中に埋めていたイモを掘り出しました。埋めていたのはサツマイモとサトイモ。サツマイモは苗を作るため保温環境の中イモを植えます。サトイモはもうしばらく暗所で保管して2か月後くらいに植えます。サツマイモは芽や根が結構生えていました。 サトイモはもうしばらくお休みしてください。 ジャガイモは種イモを買いました。もうすぐ植えるのでその前に日光に当てて芽出ししています。