2021年4月、畑の景色

旬の野菜

今旬の野菜はコマツナ、ミズナ、ホウレンソウです。農薬を使わず不織布べた掛けで大事に育てています。とれたてはどれもみずみずしくシャキシャキしてとてもおいしいです。ただいま絶賛出荷中です。

ダイコンやカブも出荷サイズになりました。こちらも無農薬なので葉っぱごと安心していただけますよ。

こんな野菜もあります。紫色のミズナは紅法師という品種です。味が濃く普通のミズナとまた違った食味でこちらもおいしいですよ。

ロメインレタスはまだ結球していません。出荷まではもうちょっとかかりそうです。

じっくり育っている野菜

去年の冬からじっくり育っているのは、タマネギとソラマメ。玉ねぎは黄色、白、赤の3種類のタマネギを育てています。どちらも5月下旬くらいから出荷できそうです。

育苗中です

夏野菜やいも類の苗を育てています。もう少し暖かくなれば順次畑に定植していきます。

温床をつくってさつまいもの苗を育てる

材料をそろえる

温床についてはネットや雑誌などで見たことがある程度のレベル。まずは周りの農家の方に作り方を聞きながら材料をそろえてみる。温床の高さは60㎝以上ないと発酵しにくいとアドバイスを受けたので幅、奥行、高さそれぞれ90㎝の立方体の木枠をつくってみることにする。材料のベニヤ板を4枚、それを支える柱8本。それぞれホームセンタで購入。

組み立て

4枚のベニヤ板で四角く枠をつくり、その外側に杭を打ってベニヤ板を支える。

温床をつくる

温床をつくる材料は馬糞、落ち葉、米ぬか、水。落ち葉と馬糞と米ぬかを交互に木枠へと投入して最後に水をたっぷりかけるということなので言われた通り実際にやってみた。

まずは、近所の公園で集めた落ち葉を投入。

次に馬糞。馬糞は私の知り合いが乗馬クラブから入手したものをいただきました。

落ち葉、馬糞と交互に投入して、たまに米ぬかを振りかける。

最後に水をたっぷりかけて、温床の上に乗っかって踏みつける。この踏みつけることが重要らしい。

踏みつけたら、圧力で木枠に隙間ができてしまいそこから落ち葉が漏れてしまった。隙間ができないように木枠の周りをロープで囲い縛ってようやくこれで完成。

さつまいもの苗

温床が発酵して安定して熱を出して来たらサツマイモを落ち葉にもぐらして様子見。何日かすると芽がでてきた。

自宅の庭にビニールハウスもどきをつくってみた

苗を作る場所がない!

苗をどこでつくるか。うちの庭は一日中日が当たらないし、畑のビニールトンネルでは温度管理が難しいし。はたまた嫁の実家のベランダは日当たりがいいけどちょっと家から距離があるし、そもそも余計な気を使ってしまう。。農家たるもの苗が作れなければ仕事にならないぞ。

何日か悩んだ挙句、自宅の庭に育苗用のビニールハウスを作りLEDライトを日光の代わりにすることを思いついた。これなら、日照の管理や温度管理もコントロールできるよな。

ただ、庭の半分くらいを占用してしまうのと初期費用や電気代などのランコスがかかることで、反対する嫁を説得するのに余計な労力と時間をかけてしまった。

作れるのか?

とはいうもののビニールハウスを素人が作れるのか?という疑問もあったが、まずはネットで情報収集してみる。

すると、ビニールハウス用の部品を取り扱うサイトが何件か見つかった。サイトの記事によると部品さえそろえれば特殊な工具も使わず作れそう。思ったよりハードルは高くなく、なんとなく作れそうな気になってきた。

早速設計図を書いてみることにした。

部品を購入

設計図は写真のとおり雑な仕上がりとなったが、これでもあーでもないこーでもないと結構悩み何日も費やしてしまった。ポイントは、鉄パイプを切断しないで済むように売っているサイズで作るということ。

接続部分に使う部品のせいで若干長さにズレが生じ不都合が起きないか心配もあったが、とりあえずこの設計図を信じて部品を注文してみた

いよいよ組み立てる

部品が届いた!けっこうすぐ届いた!

さて思い通りに作れるといいが。

ちなみに部品は写真のとおり。全部で2万円弱(ビニール除く)

骨組みを組み立てる

1人で作業したが、以外にすんなりと組み立てることができた。気になっていた接続部品による長さのズレも調整可能で問題なし。

部品が組み立てやすいようにできていることにものすごく感動してしまった。考えた人すごい!

ビニールを張るが・・

最後にビニールを張って出来上がりっ。と余裕をかましていたがこれが非常に難しい。よく農地で見かけるビニールハウスのそれとは違ってビニールがなんだかたるんでいるぞ。何度も何度も張っては剥がしてと繰り返したが100%納得いく”ハリ”には仕上がらず断念。ちょっと気持ち悪さが残るが、私の本業は農業と言い聞かせここはしぶしぶ妥協することに。

台風対策をして完成!

昔、庭に置いてあった小さなビニール温室がとある台風で吹き飛んでしまったり、最近でもビニールトンネルが強風のたびに剥がれてしまったりと、風にはかなりナーバスな私。強風にも台風にも飛ばされないようにアンカーを何本も打ってこれで一安心。

ただ、このビニールハウスは邪魔なので冬場のみという条件で嫁に設置が許されたため、台風シーズンには撤去されており、、

まあいいか。ひとまず完成したから。

早くも不具合発覚!!!

雨が降ったらこんなことに!!!!

つづく!!

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