青パパイヤの料理

調理するときの注意点
青パパイヤには脂質の分解酵素が含まれるため手に触れるとかゆくなる場合があります。肌の弱い方は手袋をして調理することをお勧めします。

青パパイヤはタンパク質、脂質、糖質の分解酵素や抗酸化作用、ビタミンも豊富に含まれているため健康食として注目を浴びています。サラダや炒め物に適しており、味付けはだいたいなんにでも合うのでお好みでアレンジしてください。

千切り

サラダや炒め物ではだいたい千切りにすることが多いので、パパイヤの千切りのやり方をご紹介します。

輪切りにする

パパイヤを輪切りにします。(縦に切ってもいいです)

縦に切る

輪切りにしたパパイヤを縦に切ります。これで1/4の大きさになります。

種をとる

スプーンを使って種を取ります。

皮をむく

包丁でもいいですが、ピーラーを使えば簡単に皮がむけます。

薄切りにする

種があった方を下に向け薄切りにします。

千切りにする

薄切りにしたパパイヤを少しづつずらしながら重ねて細く千切りにしていきます。

ナンプラー和え (湯がいて柔らかくする)

材料

  • 青パパイヤ 1/2個
  • ナンプラー 大さじ1
  • お酢 大さじ1
  • ごま油 少々
  • いりごま 少々

皮をむく

パパイヤを半分に切ってピーラーなどで皮をむきます。

千切りにする

パパイヤを千切りにします。

ゆでる

お湯が沸騰したら塩を少々入れ、パパイヤを2分茹でます。

あえる

ナンプラー、お酢、ごま油、いりごまをゆであがったパパイヤに和えてできあがり。

ツナサラダ (生で硬い食感を楽しむ)

材料

  • 青パパイヤ 1/2個
  • キュウリ 1本
  • ツナ缶 1個
  • 塩こんぶ ひとつかみ(お好みで)
  • 醤油 少々

皮をむく

パパイヤを半分に切ってピーラーなどで皮をむきます。

野菜を切る

千切りにします。硬さがありますので細いほうが食感がいいと思います。千切りにしたら水に5分ほどさらしてください。キュウリも千切りにします。

あえる

材料を全て混ぜて和えれば完成です。味が足りなければお好みで塩や白だし、マヨネーズなんかを追加してみてください。

春雨炒め (炒めていただく)

材料

  • 青パパイヤ  1/2個
  • 野菜(ニンジン、タマネギ、ピーマンなど) 好きなもの
  • ニンニク  1かけら(お好みで)
  • ひき肉  200gくらい
  • オイスターソース  大さじ1
  • 醤油  少々
  • 豆板醤 小さじ1(お好みで)

皮をむく

パパイヤを半分に切ってピーラーなどで皮をむきます。

下準備

野菜は千切りもしくは細切りにします。ニンニクはみじん切りに。青パパイヤは千切りにしたら少し水にさらします。春雨はお湯で戻しますが、次に炒めますので少し硬めで湯から上げてください。

炒める

フライパンに火が通たら油をひいてニンニク、豆板醤、ひき肉、野菜の順番でフライパンに入れて炒めます。具材に火が通たら最後に春雨を入れてオイスターソース、醤油を入れて軽く混ぜて完成。

豚肉ずぼら炒め (炒めていただく)

材料

  • 青パパイヤ  1/2個
  • 豚肉こま切れ 200g
  • 何かのたれ 大さじ2~3

切る

パパイヤの縦に半切りし皮をむいたら、薄くいちょう切りにします。

炒める

豚肉とパパイヤを炒めます。

味付け

肉に火が通たら、味付けに市販のたれを入れます。たれは焼肉のたれとかポン酢とかいろいろあると思いますがお好みのものでお試しください。今回は写真のものを使ってみました。

仕上げ

たれが具に絡むまでさっと炒めて完成です。

豚のさっぱり角煮 (煮ていただく)

材料

  • 青パパイヤ 1個
  • 豚バラブロック 500gくらい
  • にんにく 1粒
  • 醤油 90cc
  • 酒 30cc
  • 砂糖 大さじ4
  • 白だし 少々

肉を切る

豚バラブロックをお好みの大きさに切り、パパイヤは皮をむきます。

肉の下準備

肉とパパイヤの皮を軽くあえてなじませてからそのまま全部ビニール袋に詰め込みます。その状態で1時間ほど放置しておきます。こうすることでパパイヤの酵素が肉を柔らかくしてくれます。

パパイヤを切る

パパイヤを一口大の角切りにします。

肉をゆでる

肉が浸るくらいの水とニンニクを入れて肉を茹でます。沸騰したら中火で15分程度茹でます。

煮込む

醤油、酒、砂糖、白だしを入れて味付けし最後にパパイヤを入れて煮込みます。パパイヤを入れたらとろ火にして5分程度煮込めば完成です。

完成

作ったその日に食べてもおいしいですが、1日置くと味がよりなじみます。ゆで卵を入れてみてもいいですね。また味に物足りなさを感じるようなら、砂糖や醤油をもっと多めに入れたり、八角を入れるといいですががパパイヤのほんのりとした果物の香りを楽しむなら薄味の方がいいかもしれません。

ニンジンの栽培

ここではニンジンの栽培を記録していきます。

播種

2022年8月19日

播種の1週間くらい前に米ぬか油粕を適当にまき、約30mの平畝に4穴マルチを張って下準備完了。そして植付は種を1穴1粒づつピンセットで押し込むようにします。ニンジンは発芽率が悪いため、同じところに何粒か植えるのが定石ですが後で間引きしないといけないのと種がもったいないと感じるので1か所に1粒植えを徹底しています。芽が出なければ出ないで歯抜けのようになってかっこ悪いですが、しょうがないと割り切っています。

今回の品種はタキイ種苗さんの「オランジェ」にしてみました。

1つ1つの穴にピンセットで種を押し込みます。全部で1,000粒植えました。

あとは、発芽するまで土を乾かさぬよう水やりをしないといけません。

発芽

2022年8月29日

播種10日目にしてようやく全体の5割くらいですが小さな芽が出てきました。が、雑草の芽も出始めてしかも生長がはやいので早めに摘み取らなければなりません。

2022年9月7日

雑草がニンジンの芽よりも勢いがありますのでここで摘み取ります。放置するとニンジンが雑草に負けてしまいます。非常に手間ですがとても重要な作業です。

生育

2022年10月1日

芽がだいたい10㎝くらいになりました。ここまでくると発芽していない場所が目立つようになり発芽率が分かります。発芽したのは50%くらいでしょうか。ニンジンの発芽率は悪いといわれますがもうちょっといってほしかったですね。まあ、芽が出た株は順調に育っているので良しとしますか。

2022年10月15日

ニンジンは着実に育っていますが、雑草も着実に増殖しています。雑草は摘んでも摘んでも別のが生えてくるのでキリがありません。放置すると雑草に支配されてしまうので残念ながら野放しにできません。全く困ったものです。

注意深く観察しないと見逃してしまいます。有害なので発見したら直ちに捕殺しないといけません。アオムシ、ネキリムシ、コガネムシの幼虫なんかは何のためらいもなくつぶしてしまいますが、このキアゲハの幼虫はなぜかつぶすことを躊躇してしまいます。

収穫

2022年12月6日

もっと早くてもよかったのですが、なんだかんだで収穫が後回しになってしまいました。本当にほとんど手間をかけず放置していましたが今回の出来はなかなかです。太くて大きなニンジンが採れました。普通、大きくなると割れたニンジンが多いのですが、今回は少ないですね。発芽率が悪かったので不安はありましたが、発芽したものは又根のニンジンも少なくて収量はまずまずですね。ということでニンジンの栽培は完了しました。

おしまい。

2022年8月、畑の景色

夏の野菜たち

連日猛暑が続くため畑の土がサラサラして砂漠のようになってきています。それでも野菜は元気に育ち、雑草はそれ以上にグングン育っています。毎日草刈りは欠かせませんが、収穫もサボってしまうと採り時を逃しておいしい野菜がとれません。夏野菜はどんどん実がなるので、最近あおられ気味です。

 

下の写真は米ナスです。本当はもう少し早いタイミングで摘果とか剪定とかしたかったのですがその前にどんどん実がなってしまったのでもう苗がお疲れ気味になってしまいました。

もうすぐです

パパイヤの木がとうとう私の背を超え2m近くになりました。ここ最近で一気に伸びました。ただ大きくなればなるほど風の抵抗を受けやすく、ちょっと強い風が吹くと次の日には木が傾いた状態になってしまいます。それを放置すると木が真上に伸びようとするため曲がった木に育ってしまいます。先月は盛り土をしたりして木が傾かないようにしていましたがもう木が大きくて対処できません。なので曲がった木がそのまま育っています。来年やるなら木の周りに単管を打って防風ネットなんかで囲うなどしたほうがいいかもしれませんね。高さは2mくらい。大掛かりになりますが。

花が咲いたときに嬉しさあまり写真を撮ってSNSにアップしたら「それ雄花ですね。両性花がつく品種ですか?」というコメントがあり、全ての花に実がなると思っていた私に想定もしていなかった事実を突きつけられたのです。もしかしてオスの木、メスの木がある品種だったら、そしてここに植えてある木が全てオスの木だったら実がならないじゃん。ずっと楽しみにしてきたのにここにきて大きな落とし穴があったのです。

と、一瞬心配しましたが数日後実がなりました。よかったよかった。どうやらSNSでコメントがあった通り同じ木に雌花と雄花が付く両性花の品種のようです。雌花は花の中心が膨らみそのまま実になるようですね。

現時点で実の大きさがお稲荷さんくらい。オムライスくらいになったら収穫ですかね。あっ、収穫する前にどうやって調理するのか調べておかないといけないですね。

もうすぐ終了

ニンジンとかタマネギとかニンニクとか6月くらいに収穫した野菜がもうすぐ底をつきます。ニンジンだけは出荷するものだけ少しづつ畑から収穫していましたが、もうすぐ畑からなくなります。

カボチャの栽培

こちらでは、カボチャの栽培を記録していきます。

播種

2022年6月30日

遅まきのカボチャの播種をしました。今回はついでに遅まきのキュウリ、遅まきのズッキーニを撒いています。まずは、育苗用の土を用意します。

写真は近所の乗馬クラブから頂いた馬糞を畑の端に積み上げ、農協から頂いた米ぬかをたっぷりと混ぜたものです。運ぶのに苦労はしますが材料費タダで立派な肥料になります。もう半年ぐらいたっているので発酵は終わって肥料として問題なく使えます。

肥料を畑の上に乗せ畑の土と混ぜ合わせます。土と肥料はだいたい1:1になるようにします。

タネはこんな感じ。上の青い種がカボチャ、真ん中の赤いのはキュウリ、下がズッキーニです。カボチャは「ブラックのジョー」と言ってスイーツに使えるほど甘くなる品種です。是非食べてみたいです。

9㎝ポットに先ほどの土を入れて種を乗っけます。

種の上に土をかぶせ水をかけます。あとは芽が出るまで毎日水をやります。

発芽

2022年7月3日

発芽しました。だいたい揃っているようです。晴天が続き暑さも厳しいため、引き続き毎日水やりします。ちなみに今の時期温度管理は必要ないので、苗は畑の端に置いています。

定植

2022年8月17日

いろんなところの草刈りが優先されたため、苗については水やり以外は殆ど放置状態。さらには定植タイミングも大幅に遅れて苗は老化してしまっています。今更気づいたのですが、カボチャ、ズッキーニ、キュウリの育苗をゴーヤの畝の横でやっていたのでウリ科のオンパレード地帯をつくりあげてしまいました。そこはまさにウリハムシのパラダイスと化してしまったのです。

おかげで苗はこのありさま。。

 

かなり苗が弱っている状態ですが、復活を祈って畑に定植します。マルチを張って1m間隔で植えていきます。

折れた苗もあったのでそれ以外の50本を畑に植えました。何度も言いますが復活を祈ります。頑張ってください。

生育

2022年8月19日

苗を復活させたいので液肥を葉面と株元に撒きます。私はサカタのタネさんの「ネイチャーエイド」という液肥を愛用しています。「ネイチャーエイド」はトウモロコシを原料とする有機肥料でどんな野菜にもわりと頻繁に使っています。有機の良いところはアミノ酸が含まれているのでいかにも野菜がおいしくなりそうですよね。

2022年8月24日

残念ながら15本くらい枯れてしまいました。でも、生き残った苗は徐々に復活してきています。幸いにも新たなウリハムシの被害にはあっていないようです。これからも頑張ってください。

2022年9月7日

約半数は写真のように枯れてしまいました。強風にあおられると弱い苗は茎が折れてしまうようです。これで半分くらいは枯れてしまったので残りは20本くらいになりました。収穫率を上げるには手を抜かずに強い苗を作る必要がありますね。来年はしっかりやろうと思います。

生き残った苗はウリハムシの総攻撃から復活して2mくらいになっています。

2022年9月14日

雌花が咲きました。無事受粉してくれてるといいのですが。ちなみに受粉しないと実の部分が黄色くなってやがて腐ってしまいます。株のほうはグングン生長して3m以上にはなっているかな。これだけ大きくなるとウリハムシの攻撃は屁でもありません。今回は摘芯も摘果もせず野放し栽培にしようと思います。

2022年10月4日

雑草がひどくなり実がついているのかどうかも分からなくなってきたので、手で雑草を抜くことにしました。雑草を抜きながら実を探して、実のなり具合確認しました。

実は適度にできていましたが、いくつかは傾いたりして日の当たらないところが黄色くなっていたりと放置していたらダメになってしまうところでした。そのようなカボチャは向きを整えてセッティングし直しました。

2022年10月20日

収穫できるカボチャがないかパトロールしましたが、まだのようです。ですが代わりに今まで見つかっていなかったカボチャも発見できます。だいたいのカボチャは実が横に傾いたまま育ってしまうので日に当たらない部分が黄色くなってしまいます。そういうカボチャは姿勢を修正してあげます。

収穫

2022年10月31日

播種から123日目。カボチャのへたの部分に亀裂が入りほどよく茶色くなってきました。よくこれをコルク状になると言われていますがこれが収穫どきのサインです。色、形や大きさはばっちりかと思いますが、ちょっと数が少なすぎますね。次やるなら苗をちゃんと育てるのと防草シートを張って雑草を野放しにしないことですかね。

おしまい

2022年7月、畑の景色

草、草、また草

今の時期を「雑草撲滅運動」とか「草むしり強化月間」と名付けたいくらい来る日も来る日も草をむしったり、刈払い機で草を刈ったり一日の大半を草刈りに費やしています。去年も同じことを言った気がしますね。なんで雑草は病気にもならなければ虫にも食われないのか、さらには肥料をやらなくてもグングン生長して根を伸ばす。人間が処分しない限り畑はたちまち雑草ワールドになってしまいます。そう、雑草を刈らなければ野菜の居場所がなくなってしまうのです。
他の野菜の管理をしているすきに雑草は伸び伸び育ってご覧のあり様。
畝の上は野菜の苗を傷つけないように手で草をむしっています。丁寧にやると1つの畝に1時間くらいはかかってしまいます。下の写真は苦労して草をむしった畝です。
環境のことを考えるとマルチの多用は避けたいと思い今回サツマイモはマルチを使いませんでした。が、草むしりに膨大な時間がかかり他の作業に影響が出るのも問題なのでここはやっぱりマルチを使った方がいいのか。悩みます。

旬の野菜

前月のタマネギに続きじゃがいもを一気に収穫してさらにニンジンが採れ始めました。カレー用野菜セットがそろいました。また夏野菜も始まり米ナス、ピーマンは直売所に出荷を始めました。

じゃがいもは「十勝こがね」という品種で皮が薄く煮物にするとねっとりとした食感で煮崩れしません。とてもおいしいじゃがいもです。私は水で洗い土を落としたら皮ごと調理して食べています。

ニンジンはついこの間から収穫を始めました。私はニンジンも皮ごと食べています。水で洗ってそのまま調理。皮むかないのってラクでしょ。農薬を使っていないので安心して食べられますよ。

ちなみに皮の周りに栄養が多いという説もあるようですが色々調べてみるとそうでもないみたいです。

夏野菜も続々出荷中。

気になるアイツ

暑くなったからか急激に大きくなってきました。遠くからでもその存在感をアピールしてきます。最終的に背丈は2mほどになるとのことなのでまだまだ半分も到達していませんが、もうその風貌は「木」そのものです。

トラブル続出

じゃがいもは収穫量の1/3くらいを虫にかじられ穴が空いていました。決定的証拠はありませんが掘ってる時にしょっちゅうケラが出現していたということと穴の中にコガネムシの幼虫が入り込んでいたというところを見ると、犯人は恐らくケラとコガネムシの幼虫のようですね。奴らの犯行の手口はじゃがいもの一部だけに穴を空けて次々に新しいじゃがいもに手を付けるという本当に人間の嫌うことを熟知している犯行と言えます。食べるなとは言いません。どうせ食べるなら丸一個完食してから次のじゃがいもに手を付けてほしいです。
もちろん穴の開いたじゃがいもは処分です。0円食堂でも引き取ってもらえません。

強風によって引き抜かれたパパイヤの木。大きくなればなるほど風の抵抗を受けやすくこんなことになってしまうのですね。すぐに埋めてあげてさらに風対策のために土寄せてんこ盛りにしたら復活しました。
話は変わりますが、根っこがらせん状になっているのがアンカーの形状と似ていてパパイヤなりの風対策なのか?と思ってしまいました。それでも結果的に引っこ抜かれてしまったのですが。。

2022年6月、畑の景色

旬の野菜

昨年の秋に種を植えて、苗を育てて冬を越しようやく実りました。タマネギは今年も全国的に不作のようでスーパーに行くとびっくりするような値段で売っています。うちも豊作とは言えませんがこちらの場合、原因は天候のせいではなく作り手のせいかもしれませんね。

赤タマネギの方が育ちが良く大玉が多いです。ですが、日持ちしないので早めに捌かなければなりません。

今年はニンニクを多めに作りました。ネギ系はサビ病といって葉にサビのように見えるカビの一種が付きやすく、かかってしまうとかなり面倒です。これが付き始めるとあっという間に畑全体にまん延し重症化するとやがて枯れてしまいます。当然のことながらこうなってしまうと手の施しようがなく収量がガタッと落ちてしまいます。それを防ぐか治療するためには農薬を使うことが一番の対策となるのですがやっぱり農薬は使いません。サビ病が出たら元を断ちます。今年も一部サビ病が発生し慌てて発症した株を100本近く処分しましたがそのあと被害は広がらず収穫を終えホット一安心です。

もうすぐです

タマネギとは逆にジャガイモは3か月程度で収穫ができます。3月後半に種イモを植えて今月中には収穫ができます。先月苗のまわりに土を盛る”土寄せ”を行い後は収穫タイミングを待つのみです。

今年は機械を借りました

昨年は鍬一本でサツマイモの畝10本を10日かけて作りました。こんな非効率なことをやっていては農業なんて続けられません。というわけで今年は農協からサツマイモの畝をつくる専用の管理機をお借りして作業することにしました。ところが、この管理機意外と人気があって借りるにもなかなか予約がとれず、結局予定より1か月くらい作業が遅れてしまうことに。そのせいで一部苗の入荷日に間に合わず数本は鍬で畝を作る羽目となりました。そんなハプニングもありましたが、いざ借りて作業するとあっという間に畝が完成。20本の畝が1時間もかからないうちにできました。いやーラクでいいわ、ほんとに。

で、そのあと苗を植えた状態が以下の写真です。手前数本が手作りの畝、後方が管理機。この後、もう半分植え全部で900本植える予定です。

もっと勢いが欲しい

定植したら根を伸ばしてもっと勢いよく大きくなっていくのかと思っていましたが、そうでもありません。肥料食いだと聞いたこともあったので数日に1回はネイチャーエイド液肥(有機肥料)を与えています。枯れてはいないので暖かく見守るとしましょう。

先月2m間隔で15本植えました。

2022年5月、畑の景色

GW真っ最中

コロナは未だ勢力が衰えないにもかかわらず世間ではいろんな規制も緩和され普段の生活に戻りつつあります。そんな中、GW突入とあって地方の行楽地も賑わいをみせているようですね。世間では。でも、農家たるものそんな世間を横目に黙々と野菜と向き合っています。ちょうどこの時期は夏野菜を中心として今まで育苗してきた苗をただひたすら定植していきます。下の写真はナスとピーマン。今年もナスは米ナス、ピーマンはピー太郎(こどもピーマン)をメインで作ろうと思います。

これ以外にカボチャ、スイカ、トマト、キュウリ、ゴーヤなどなど植えるものがまだまだたくさんあります。

出荷中

先月からダイコンなど出荷していますが、ダイコンを植えている場所にサツマイモの準備をしなければならないので今月頭で片付ける必要があります。どんどん出荷せねば。

あとミズナやカブも出荷中です。

去年のリベンジ

昨年のじゃがいもは植えたタイミングが悪かったのかわかりませんが、半分以上腐って芽が出なかったという苦い経験をしました。その原因ははっきりと解明しないまま懲りずに今年も植えました。しかも去年の培以上。かなりの不安を抱え日々過ごしてきましたがようやく芽が出て一安心です。 

今年のお楽しみ

青パパイヤの苗がそれらしくなってきました。が、まだぬくぬくの状態で苗を育てたほうが良いのか、とっとと定植してしまった方がよいのか悩んでいます。熱帯の植物なので朝の気温がもう少し高く安定してからがいいと思いますが、梅雨入り前には済ませたいですね。

2022年4月、畑の景色

旬の野菜

4月に入ってダイコンが急激に大きくなってきました。掘ってみると60㎝近くになっているのでもう収穫してもOKでしょう。ちなみにこの品種はほっとくと限度なく巨大化してしまうので危険です。昨年は大きくなったものはカットして売っていましたが、それでも大きくて不評でした。今度は旬を見逃さず出荷していきたいです。ということでまずは南万騎が原の直売所に出していきます。

収穫してみたが・・

今年のダイコンはまた根が多い気がします。別に耕すのを手抜きしたわけではないのになんでだろうか。まあ、これらは切干大根などの加工品に回しましょう。

もうイヤ

暖かくなってきて過ごしやすくなってきましたが、今年も仁義なき戦いが始まります。数日前までは何ともなかったのですが、まるで魔法のように一瞬で緑のじゅうたんが現れました。マルチを張っていない畝には一面緑の雑草が生い茂っています。おかげで草の除去だけで1日2時間はつぶれます。

2年目です

タネをまいてから2年目のアスパラを収穫してみました。鉛筆くらいの太さで残念ながらまだ出荷できるサイズではありませんね。今年も収穫せず光合成させて栄養を蓄えてもらいましょう。

苗たち

育苗ビニールハウスの中で夏野菜の苗は順調に育っています。来月頭には定植するのでこのまま無事に生長してください。

こっちはカボチャです。

パパイヤも順調です。

さようなら

去年は恐ろしいほどネギが安かった。残念ながら売り切れなかったネギは頭をまるめてネギ坊主。もうさようならします。

2022年3月、畑の景色

旬の野菜

今回の冬野菜はあまりうまくいきませんでした。種を植える時期がちょっと遅かったのと、育苗時の害虫対策が不十分だったことが大きな原因かと思います。さらに例年にない寒さに襲われダメ押しを食らいました。唯一キャベツは何とか育ちましたが、小ぶりなため直売所への出荷は断念しました。中には立派なものもありましたが、数が圧倒的に少なく全体の1割にも満たない状況でした。今後このクラスのキャベツを8割くらいにしたいですね。

冬は害虫がほとんどいませんが、鳥に狙われます。畑に近づくと葉を食い荒らしていた数十羽のムクドリがブワッと散り去ります。ムクドリが去った後はご覧のような無残な姿に。奴らは大群で現れ一気に葉を食い荒らしていきます。虫はいないけど防虫ネットで保護する必要がありますね。

残った白菜はそのまま畑に放置しています。見た目は汚いですが、中身はまだまだおいしくいただけます。当然ですが既に売り物にならないので、少しづつ家で食べています。

もうすぐです

来月から収穫できそうなダイコンは今のところ順調に育っています。気温が徐々に上がってきたのでべた掛けしていた不織布を外しました。あとはビニールトンネルの換気を丁寧にやっていれば問題ないでしょう。

葉物は植えたらすぐできるメリットがありますが虫がつきやすいデメリットがあります。農薬を使わない私はそのデメリットを嫌い進んで作ろうとはしないのですが、会員さんからリクエストが多いので作らないわけにはいきません。そうはいっても来月がデッドラインでしょうかね。アブラムシがつき始めたらもう手に負えません。

夏野菜の準備

夏野菜の種を植える時期が来ました。トップバッターはピーマンとナスです。合わせて200粒くらいの種をまき現在育苗中です。本葉が出始めたらポットに鉢上げします。

青パパイヤをやってみようと沖縄の種屋さんからパパイヤの種を買いました。20粒の種をまいて芽が出なかったり枯れたものもあり今のところ15の苗が生き残っています。これが半年も経たたないうちに2m強の木になるってスゴイですね。

夏野菜ではないですが、ジャガイモの芽出しも始めました。今年は20㎏の十勝こがねを仕入れました。350株くらいになる予定です。3月下旬くらいに植えようかと思います。

土づくり

土づくりのために近くにある乗馬クラブから馬ふんを分けてもらいました。軽トラックに山盛りに積んで畑に運びます。これに米ぬかを混ぜて発酵させるといい肥料になります。時間と手間がかかりますが有機肥料は私の農業に欠かすことができないので頑張って作ります。

お客様

畑の隅に馬ふんを積んでいるときに野良ネコ?が近づいてきました。最近畑の脇の茂みからガサガサと物音がして何だろうと気にはなっていたのですが、とうとう正体を現したようです。

2022年2月、畑の景色

旬の野菜

今月は冬野菜といきたいところでしたが、今年の寒さはかなりきつかったようで大きなダメージを食らいました。特にカリフラワーは甚大な被害を受け半分以上は傷んでダメになってしまいました。野菜も痛いけどこの時期の収穫の柱だっただけに私の痛みも甚大です。悔やみきれませんが、来年リベンジして立派なカリフラワーを育てたいと思います。

やっとキャベツが収穫できそうです。小ぶりではありますが寒さのおかげで甘みが増し、今の季節ならではの味わいとなっています。会員様への出荷からスタートします。

あと、畑にあるのはホウレンソウとネギくらい。

ちょっと手間ですが

こんな寒い時期は、何を植えても芽が出ません。こんな時期はマルチ+不織布+ビニールトンネルで温度が取れるようにして、なおかつ寒い時期でも芽が出る品目、品種を選んで植えます。うちはこの時期この方法でダイコンを植えます。畝にマルチを敷いて、種を撒いたらその上に不織布を敷いて、ビニールトンネルを作ります。トンネルの端は土で埋めてしまいトンネル内を完全密封することで太陽熱がこもり温度を上げます。普通に植えるときに比べると非常に手間がかかりますが、あまりダイコンが出回らない4月から5月頃に収穫できるので頑張ってやっています。今年は約20メートルの畝を4本作って900本程度のダイコンを植えました。

来客

最近畑で作業をしているとやって来るヤツがいます。そいつは日に日に私との距離を縮め、ついには手を伸ばせば届くくらいのところまで来るのです。エサを求めてやって来るのかと思えば、畑のちょっとした山の上にちょこんと座り込みこちらの作業をずっと見ていたりもします。未だヤツの目的は不明です。

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