2023年1月、畑の景色

朝は寒いですが

この時期の朝は畑一面霜が降りて真っ白になります。土が凍り付いているので畑仕事はもちろんできません。10時くらいにようやく霜が溶け始めますが、溶けた霜が水になって畑はべちゃべちゃになります。昼頃それが少しずつ乾いてようやく落ち着く感じです。ホウレンソウも朝は写真のように真っ白になって枯れてしまいそうにも見えますが、ホウレンソウの中では凍らないように糖分を作り出しているそうです。だから寒い時期のホウレンソウは甘くておいしくなるのです。

今採れるのは

先月に続きキャベツ、カリフラワー、ニンジン、ジャガイモを順次収穫しています。これらも今月中に全て収穫し終わるペースです。来月は葉物しか残らないですね。

要因はわかりませんが、今回採れたニンジンはサイズが一回り大きいものが多く形もよかったです。発芽率が今イチだったのですが全体的な品質は良かったと思います。

トンネル

露地栽培はこの時期ビニールトンネルをしないと野菜は育ちません。これから育てる野菜はほぼすべてビニールトンネルをしています。

コマツナは数回に分けて種をまいていますが、11月ごろにに撒いたものが今こんな状態です。寒いとやっぱり生長が遅いですね。このペースだと収穫は来月の後半くらいでしょうか。

残骸

畑の真ん中で存在感を出していたパパイヤの木がとうとう枯れてしまいました。半年で一気に3m近く育った勢いは周りの人たちを驚かせたりもしましたが、その生命力は寒さに打ち勝つことなくあっけなく朽ちはててしまいました。

パパイヤの折れた枝と枯れた葉が風に揺れると、うらめしや~の幽霊の手のように見えてしまうのは私だけでしょうか。近隣住民から気味が悪いとクレームが入ってしまう前に枝を切り落としました。残った幹の方は、大変申し訳ないですが寒くて撤去する気力がないのでしばらく放置します。

2022年12月、畑の景色

旬の野菜

今うちで採れるのは葉物野菜とキャベツ、カリフラワーです。葉物野菜はホウレンソウとコマツナをリレーで2月一杯までやろうかと思います。その第一弾が今出荷時期を迎えています。葉物野菜は虫が付きやすいので農薬を使わないととてもじゃないけど作るのは困難です。ですので私は虫の付きにくい冬にしか作りません。今の時期だと農薬を使わなくてもそれなりにきれいな野菜が作れますよ。

こちらはキャベツの畝。11月まで防虫ネットのトンネルをつけていましたが、トンネル内に生えた雑草が激しく生長しキャベツが飲み込まれてしまいそうでしたのでトンネルを外して草をきれいに除去しました。キャベツは結球しているので今更虫がついたところで人間の食べるところには影響しないでしょう。

防虫ネットをしていても虫に食われる株はいくつかありましたが無事な奴はこんな感じで一切虫に食われていません。

カリフラワーはこんな感じ。

ちょっと不安です

少し遅くなりましたが、11月の終わりから12月の頭にかけてタマネギの苗を定植しました。タマネギは鉛筆くらいの太さの苗を植えるのが理想とも言われているので、自作の苗もそのくらいのサイズを目標にしていましたがそれほど育たないまま11月の終盤を迎えてしまいました。しかしながら定植の時期はとっくに過ぎてしまっているため多少不安が残るも焼き鳥の串くらいのサイズで植えることにしました。

そのか細い苗は4,000本近くあるのですが1本1本手で植えていく単調な作業を延々とやらなければなりません。飽きるし寒いしこの作業は本当につらいです。なんだかんだで3日もかけてしまいました。

今年の締めくくり

1年の最後の作業はダイコンの播種です。この時期に植えるダイコンはマルチ、不織布、ビニールトンネルと防寒対策に手間がかかりますが、手間をかける分、春にはおいしいダイコンができます。

まだ元気?

見たところ、パパイヤの生長は止まってしまっているようです。南国の植物ですから当たり前といえば当たり前ですね。つけている実のサイズは以前ほど大きくなりません。花は無駄に乱れ咲いていますがそれが実になる様子もありません。12月になって一気に気温が低くなり最低気温は普通に10℃を割っているという状況なので、めっぽう寒さに弱いパパイヤはいつ枯れ始めてもおかしくないのかもしれません。冬を越してくれたらと思いますがそれはかなわぬ思いなのでしょう。

最期

動きも鈍く前後に揺れながら歩いている。夏には鮮やかな緑色をしていたボディーがその影もなく茶色にくすみ見るからに衰弱しきった様子です。そのカマキリは一瞬こっちを向き「あばよ」と最後のお別れでもしているのでしょうか。そのあとゆっくりと去っていく姿はまるで死に場所を探しているかのようでした。きっとこの畑で害虫たちを倒し続け野菜を守ってきてくれたのでしょう。ありがとうカマキリ君。君の活躍は一生忘れることはないでしょう。

おいしいやきいも

甘いやきいもを作るコツ

さつまいもの甘みを引き出すためには温度を低めにして長時間焼くことがポイントです。焼くおいもは収穫してからじっくりと熟成しているものがより甘さが際立ちますのでそのようなおいもを選ぶといいでしょう。オオランドファームでは、収穫から1か月以上熟成させた後に出荷していますのでやきいもにとっても適しています。

つくり方

  1. オーブンのトレイにアルミホイルを敷いてさつまいもをのせます。さつまいもを焼くと蜜が垂れてくるので、アルミホイルを敷くとトレイが汚れません。
  2. 予熱なしで170℃、1時間に設定して焼きます。
  3. 1時間経ったらさつまいもの焼け具合を確認します。さつまいもの皮を押してペコペコへこむようなら出来上がりです。(熱いので軍手などをして確認してください。)まだ硬ければもう少し火を入れる必要があるので10分くらい追加で焼いてみてください。さつまいもの太さによっても火の通り具合が違いますので焼く長さを調節してください。

長く焼いても味には問題ありませんが、蜜が焦げ付いて焦げ臭くなる場合がありますので注意してください。

焼いている途中からやきいもの甘い匂いが辺りを充満させ、空腹中枢が刺激されます。焼き上がりまで待てなくなりそうですがそこはじっくりと我慢してください。我慢したあかつきには写真のようなおいしいやきいもが出来上がっています。

2022年11月、畑の景色

収穫だぁ

ちょっと遅くなってしまいましたが、サツマイモの収穫を始めました。今年は植え始めが遅かったので、その分収穫を遅くしてみました。掘り始めの感触では全体的に形、大きさはちょうどいい感じです。マルチをしなかった割にはコガネムシの幼虫にもあまり食われていない様子です。つるぼけもありません。ここまではまずまずですね。

掘り進めると、品種によってはイモが細かったり、割れたりしているのが多数現れるようになって収量に暗雲が立ち込めてきました。

割れたイモ。もちろん商品になりません。

最終的に割れたイモがこれだけになりました。持ち上げられないくらいの重さなので100㎏近くはあるかと思います。こんな姿でも十分食べられますが、家に持って帰っても食べ切れないのでいずれ処分することになるでしょう。もったいないのでどうか0円食堂さん、引き取ってはいただけないでしょうか。

ちなみに肌がきれいなイモはこんな感じです。

収量の結果は以下の通りです。
シルクスイート ◎
紅はるか 〇
紅乙女 〇
ふくむらさき 〇
安納 △
ハロウィンスイート ×
ハロウィンスイートは出荷を見送り。安納は既に品切れとなりました。

しかし、今年は傷物が多かったので来年に向けての対策が必要です。原因については思い当たることがいくつかあるので農家の先輩方に聞いたりネットで調べたりして一つ一つつぶしていくしかありません。

もうすぐです

もうすぐ収穫を迎える野菜たち。ホウレンソウやコマツナ、キャベツなどの葉物、根菜ではニンジン、ジャガイモです。サトイモはちょっと遅らせて収穫を始めようと思います。

未だ健在

パパイヤは結局3mくらいまで伸び未だ健在です。もちろん収穫もできます。どのくらいの寒さまで耐えられるのでしょうか。

種イモ保管

サツマイモとサトイモを来年のタネ用に保管します。畑の片隅に1mくらいの深さの穴を掘って埋めていきます。サトイモは10株程度親イモ、子イモ、孫イモがくっついたまま逆さにして埋めます。サツマイモは全部で50㎏位を品種ごとに網の袋に分けました。

埋めたらビニールシートをかぶせて完了です。

その他

今年はカマキリによく出くわしました。夏のある日ではゴーヤの茂みに紛れていたカマキリに気づかず手を突っ込んだらカマで攻撃されてびっくりしました。とある日では軽トラの屋根にカマキリが乗っているのを気づかず家まで連れて帰ってしまいました。つい最近では夏野菜の片づけをしていたら3匹出てきました。カマキリってそんなにたくさんいるものなのでしょうか。

サツマイモってツルの片付けが大変ですよね。ツルを一か所に集めるために畑の中を軽トラで何往復もしました。

2022年10月、畑の景色

おつかれさまでした

夏野菜はまだ頑張っていますが、さすがに疲れたご様子です。ナスは今でもたくさん実をつけますがどれも色があせたり傷ついたりと出荷できる状態ではありません。ピーマンはまだいけそうですがさすがに実をつけるペースが落ちてきており数が減ってきています。もうそろそろおしまいですね。

葉が黄色くなり始めたピーマンの苗。でも実はなっています。

季節外れなの?

夏も終わり涼しくなってきましたが、これを見るとまだまだ夏の真っ最中と錯覚してしまいます。南国の植物が関東近辺でもここまで育つとは正直びっくりでした。そのパパイヤは面白いように次々と実をつけ今まさに収穫最盛期です。さすがに熟すまでは育たないと言われていますがここまで育てば十分かと思います。

木の高さはゆうに2mは超えています。でも、こんなに大きくなった木が枯れてしまった後、片付けどうする よ?

果てしない

生長を続けるオクラ。まだまだ収穫できますが、空へと果てしなく伸びるオクラはとおに私の背を超え、咲かせる花は手の届かないところまで来てしまいそうです。

コチラは地べたを張って伸び続けるつるむらさき。隣の畝をも横切り果てしなく伸びていきます。ですので適度な散髪が必要です。でも、つるむらさきは農薬を使わなくても虫が付かず育てやすいですね。その上直売所にも好評なので来年はもっとたくさん育てようかと思います。

サツマイモは今月中頃から順次収穫を始めます。

2022年9月、畑の景色

まだまだ旬です

今年は暑かったけど、適度に雨が降ったりしたせいか夏野菜がまだまだ元気です。ナスは少しの間休憩しましたがまた実がなり始めています。ピーマンはずっと成りっぱなしでしばらく続きそうです。

米ナスは、若苗のころガンガン実をつけて摘果もしないでいたら、案の定疲れてしまって実のつやがなくなり一旦出荷をやめました。8月頭の時点でもうだめかと思ってましたが、苗を散発して追肥して置いたら復活しました。ところが、元気になったと思ったら今度は余計な枝がバンバン生えてきてこれも放置するといい実がならないんだろうなと思い、適度に剪定してます。余計なところにパワーを使わないでくれ。

初収穫

青パパイヤの実が大きくなってきました。実は大きくしたいので収穫はもうしばらく我慢ですね。でも、私自身食べたことがないので1個だけ採ってみました。切ったら、切れ目から白い液体がぽたぽた垂れてきて南国フルーツらしいみずみずしさを感じました。

収穫は2~3週間後くらいからですかね。

アングルがいまいちでわかりづらいですが、木は私の背を超え2mくらいになっています。

もうすぐです

来月から収穫が始まるサツマイモの畑です。もちろん地上を見るだけでは順調かどうかはわかりません。掘ってみるまでは出来が分からないのがサツマイモです。

遅植えズッキーニ(一般的にズッキーニの遅植えはありませんが、私が試しに時期をずらして栽培しています)は、育苗の時にウリハムシの激しい攻撃を受けましたが、なんとか育っているようです。うまくいけば来月には収穫できると思います。

青パパイヤの料理

調理するときの注意点
青パパイヤには脂質の分解酵素が含まれるため手に触れるとかゆくなる場合があります。肌の弱い方は手袋をして調理することをお勧めします。

青パパイヤはタンパク質、脂質、糖質の分解酵素や抗酸化作用、ビタミンも豊富に含まれているため健康食として注目を浴びています。サラダや炒め物に適しており、味付けはだいたいなんにでも合うのでお好みでアレンジしてください。

千切り

サラダや炒め物ではだいたい千切りにすることが多いので、パパイヤの千切りのやり方をご紹介します。

輪切りにする

パパイヤを輪切りにします。(縦に切ってもいいです)

縦に切る

輪切りにしたパパイヤを縦に切ります。これで1/4の大きさになります。

種をとる

スプーンを使って種を取ります。

皮をむく

包丁でもいいですが、ピーラーを使えば簡単に皮がむけます。

薄切りにする

種があった方を下に向け薄切りにします。

千切りにする

薄切りにしたパパイヤを少しづつずらしながら重ねて細く千切りにしていきます。

ナンプラー和え (湯がいて柔らかくする)

材料

  • 青パパイヤ 1/2個
  • ナンプラー 大さじ1
  • お酢 大さじ1
  • ごま油 少々
  • いりごま 少々

皮をむく

パパイヤを半分に切ってピーラーなどで皮をむきます。

千切りにする

パパイヤを千切りにします。

ゆでる

お湯が沸騰したら塩を少々入れ、パパイヤを2分茹でます。

あえる

ナンプラー、お酢、ごま油、いりごまをゆであがったパパイヤに和えてできあがり。

ツナサラダ (生で硬い食感を楽しむ)

材料

  • 青パパイヤ 1/2個
  • キュウリ 1本
  • ツナ缶 1個
  • 塩こんぶ ひとつかみ(お好みで)
  • 醤油 少々

皮をむく

パパイヤを半分に切ってピーラーなどで皮をむきます。

野菜を切る

千切りにします。硬さがありますので細いほうが食感がいいと思います。千切りにしたら水に5分ほどさらしてください。キュウリも千切りにします。

あえる

材料を全て混ぜて和えれば完成です。味が足りなければお好みで塩や白だし、マヨネーズなんかを追加してみてください。

春雨炒め (炒めていただく)

材料

  • 青パパイヤ  1/2個
  • 野菜(ニンジン、タマネギ、ピーマンなど) 好きなもの
  • ニンニク  1かけら(お好みで)
  • ひき肉  200gくらい
  • オイスターソース  大さじ1
  • 醤油  少々
  • 豆板醤 小さじ1(お好みで)

皮をむく

パパイヤを半分に切ってピーラーなどで皮をむきます。

下準備

野菜は千切りもしくは細切りにします。ニンニクはみじん切りに。青パパイヤは千切りにしたら少し水にさらします。春雨はお湯で戻しますが、次に炒めますので少し硬めで湯から上げてください。

炒める

フライパンに火が通たら油をひいてニンニク、豆板醤、ひき肉、野菜の順番でフライパンに入れて炒めます。具材に火が通たら最後に春雨を入れてオイスターソース、醤油を入れて軽く混ぜて完成。

豚肉ずぼら炒め (炒めていただく)

材料

  • 青パパイヤ  1/2個
  • 豚肉こま切れ 200g
  • 何かのたれ 大さじ2~3

切る

パパイヤの縦に半切りし皮をむいたら、薄くいちょう切りにします。

炒める

豚肉とパパイヤを炒めます。

味付け

肉に火が通たら、味付けに市販のたれを入れます。たれは焼肉のたれとかポン酢とかいろいろあると思いますがお好みのものでお試しください。今回は写真のものを使ってみました。

仕上げ

たれが具に絡むまでさっと炒めて完成です。

豚のさっぱり角煮 (煮ていただく)

材料

  • 青パパイヤ 1個
  • 豚バラブロック 500gくらい
  • にんにく 1粒
  • 醤油 90cc
  • 酒 30cc
  • 砂糖 大さじ4
  • 白だし 少々

肉を切る

豚バラブロックをお好みの大きさに切り、パパイヤは皮をむきます。

肉の下準備

肉とパパイヤの皮を軽くあえてなじませてからそのまま全部ビニール袋に詰め込みます。その状態で1時間ほど放置しておきます。こうすることでパパイヤの酵素が肉を柔らかくしてくれます。

パパイヤを切る

パパイヤを一口大の角切りにします。

肉をゆでる

肉が浸るくらいの水とニンニクを入れて肉を茹でます。沸騰したら中火で15分程度茹でます。

煮込む

醤油、酒、砂糖、白だしを入れて味付けし最後にパパイヤを入れて煮込みます。パパイヤを入れたらとろ火にして5分程度煮込めば完成です。

完成

作ったその日に食べてもおいしいですが、1日置くと味がよりなじみます。ゆで卵を入れてみてもいいですね。また味に物足りなさを感じるようなら、砂糖や醤油をもっと多めに入れたり、八角を入れるといいですががパパイヤのほんのりとした果物の香りを楽しむなら薄味の方がいいかもしれません。

ニンジンの栽培

ここではニンジンの栽培を記録していきます。

播種

2022年8月19日

播種の1週間くらい前に米ぬか油粕を適当にまき、約30mの平畝に4穴マルチを張って下準備完了。そして植付は種を1穴1粒づつピンセットで押し込むようにします。ニンジンは発芽率が悪いため、同じところに何粒か植えるのが定石ですが後で間引きしないといけないのと種がもったいないと感じるので1か所に1粒植えを徹底しています。芽が出なければ出ないで歯抜けのようになってかっこ悪いですが、しょうがないと割り切っています。

今回の品種はタキイ種苗さんの「オランジェ」にしてみました。

1つ1つの穴にピンセットで種を押し込みます。全部で1,000粒植えました。

あとは、発芽するまで土を乾かさぬよう水やりをしないといけません。

発芽

2022年8月29日

播種10日目にしてようやく全体の5割くらいですが小さな芽が出てきました。が、雑草の芽も出始めてしかも生長がはやいので早めに摘み取らなければなりません。

2022年9月7日

雑草がニンジンの芽よりも勢いがありますのでここで摘み取ります。放置するとニンジンが雑草に負けてしまいます。非常に手間ですがとても重要な作業です。

生育

2022年10月1日

芽がだいたい10㎝くらいになりました。ここまでくると発芽していない場所が目立つようになり発芽率が分かります。発芽したのは50%くらいでしょうか。ニンジンの発芽率は悪いといわれますがもうちょっといってほしかったですね。まあ、芽が出た株は順調に育っているので良しとしますか。

2022年10月15日

ニンジンは着実に育っていますが、雑草も着実に増殖しています。雑草は摘んでも摘んでも別のが生えてくるのでキリがありません。放置すると雑草に支配されてしまうので残念ながら野放しにできません。全く困ったものです。

注意深く観察しないと見逃してしまいます。有害なので発見したら直ちに捕殺しないといけません。アオムシ、ネキリムシ、コガネムシの幼虫なんかは何のためらいもなくつぶしてしまいますが、このキアゲハの幼虫はなぜかつぶすことを躊躇してしまいます。

収穫

2022年12月6日

もっと早くてもよかったのですが、なんだかんだで収穫が後回しになってしまいました。本当にほとんど手間をかけず放置していましたが今回の出来はなかなかです。太くて大きなニンジンが採れました。普通、大きくなると割れたニンジンが多いのですが、今回は少ないですね。発芽率が悪かったので不安はありましたが、発芽したものは又根のニンジンも少なくて収量はまずまずですね。ということでニンジンの栽培は完了しました。

おしまい。

2022年8月、畑の景色

夏の野菜たち

連日猛暑が続くため畑の土がサラサラして砂漠のようになってきています。それでも野菜は元気に育ち、雑草はそれ以上にグングン育っています。毎日草刈りは欠かせませんが、収穫もサボってしまうと採り時を逃しておいしい野菜がとれません。夏野菜はどんどん実がなるので、最近あおられ気味です。

 

下の写真は米ナスです。本当はもう少し早いタイミングで摘果とか剪定とかしたかったのですがその前にどんどん実がなってしまったのでもう苗がお疲れ気味になってしまいました。

もうすぐです

パパイヤの木がとうとう私の背を超え2m近くになりました。ここ最近で一気に伸びました。ただ大きくなればなるほど風の抵抗を受けやすく、ちょっと強い風が吹くと次の日には木が傾いた状態になってしまいます。それを放置すると木が真上に伸びようとするため曲がった木に育ってしまいます。先月は盛り土をしたりして木が傾かないようにしていましたがもう木が大きくて対処できません。なので曲がった木がそのまま育っています。来年やるなら木の周りに単管を打って防風ネットなんかで囲うなどしたほうがいいかもしれませんね。高さは2mくらい。大掛かりになりますが。

花が咲いたときに嬉しさあまり写真を撮ってSNSにアップしたら「それ雄花ですね。両性花がつく品種ですか?」というコメントがあり、全ての花に実がなると思っていた私に想定もしていなかった事実を突きつけられたのです。もしかしてオスの木、メスの木がある品種だったら、そしてここに植えてある木が全てオスの木だったら実がならないじゃん。ずっと楽しみにしてきたのにここにきて大きな落とし穴があったのです。

と、一瞬心配しましたが数日後実がなりました。よかったよかった。どうやらSNSでコメントがあった通り同じ木に雌花と雄花が付く両性花の品種のようです。雌花は花の中心が膨らみそのまま実になるようですね。

現時点で実の大きさがお稲荷さんくらい。オムライスくらいになったら収穫ですかね。あっ、収穫する前にどうやって調理するのか調べておかないといけないですね。

もうすぐ終了

ニンジンとかタマネギとかニンニクとか6月くらいに収穫した野菜がもうすぐ底をつきます。ニンジンだけは出荷するものだけ少しづつ畑から収穫していましたが、もうすぐ畑からなくなります。

カボチャの栽培

こちらでは、カボチャの栽培を記録していきます。

播種

2022年6月30日

遅まきのカボチャの播種をしました。今回はついでに遅まきのキュウリ、遅まきのズッキーニを撒いています。まずは、育苗用の土を用意します。

写真は近所の乗馬クラブから頂いた馬糞を畑の端に積み上げ、農協から頂いた米ぬかをたっぷりと混ぜたものです。運ぶのに苦労はしますが材料費タダで立派な肥料になります。もう半年ぐらいたっているので発酵は終わって肥料として問題なく使えます。

肥料を畑の上に乗せ畑の土と混ぜ合わせます。土と肥料はだいたい1:1になるようにします。

タネはこんな感じ。上の青い種がカボチャ、真ん中の赤いのはキュウリ、下がズッキーニです。カボチャは「ブラックのジョー」と言ってスイーツに使えるほど甘くなる品種です。是非食べてみたいです。

9㎝ポットに先ほどの土を入れて種を乗っけます。

種の上に土をかぶせ水をかけます。あとは芽が出るまで毎日水をやります。

発芽

2022年7月3日

発芽しました。だいたい揃っているようです。晴天が続き暑さも厳しいため、引き続き毎日水やりします。ちなみに今の時期温度管理は必要ないので、苗は畑の端に置いています。

定植

2022年8月17日

いろんなところの草刈りが優先されたため、苗については水やり以外は殆ど放置状態。さらには定植タイミングも大幅に遅れて苗は老化してしまっています。今更気づいたのですが、カボチャ、ズッキーニ、キュウリの育苗をゴーヤの畝の横でやっていたのでウリ科のオンパレード地帯をつくりあげてしまいました。そこはまさにウリハムシのパラダイスと化してしまったのです。

おかげで苗はこのありさま。。

 

かなり苗が弱っている状態ですが、復活を祈って畑に定植します。マルチを張って1m間隔で植えていきます。

折れた苗もあったのでそれ以外の50本を畑に植えました。何度も言いますが復活を祈ります。頑張ってください。

生育

2022年8月19日

苗を復活させたいので液肥を葉面と株元に撒きます。私はサカタのタネさんの「ネイチャーエイド」という液肥を愛用しています。「ネイチャーエイド」はトウモロコシを原料とする有機肥料でどんな野菜にもわりと頻繁に使っています。有機の良いところはアミノ酸が含まれているのでいかにも野菜がおいしくなりそうですよね。

2022年8月24日

残念ながら15本くらい枯れてしまいました。でも、生き残った苗は徐々に復活してきています。幸いにも新たなウリハムシの被害にはあっていないようです。これからも頑張ってください。

2022年9月7日

約半数は写真のように枯れてしまいました。強風にあおられると弱い苗は茎が折れてしまうようです。これで半分くらいは枯れてしまったので残りは20本くらいになりました。収穫率を上げるには手を抜かずに強い苗を作る必要がありますね。来年はしっかりやろうと思います。

生き残った苗はウリハムシの総攻撃から復活して2mくらいになっています。

2022年9月14日

雌花が咲きました。無事受粉してくれてるといいのですが。ちなみに受粉しないと実の部分が黄色くなってやがて腐ってしまいます。株のほうはグングン生長して3m以上にはなっているかな。これだけ大きくなるとウリハムシの攻撃は屁でもありません。今回は摘芯も摘果もせず野放し栽培にしようと思います。

2022年10月4日

雑草がひどくなり実がついているのかどうかも分からなくなってきたので、手で雑草を抜くことにしました。雑草を抜きながら実を探して、実のなり具合確認しました。

実は適度にできていましたが、いくつかは傾いたりして日の当たらないところが黄色くなっていたりと放置していたらダメになってしまうところでした。そのようなカボチャは向きを整えてセッティングし直しました。

2022年10月20日

収穫できるカボチャがないかパトロールしましたが、まだのようです。ですが代わりに今まで見つかっていなかったカボチャも発見できます。だいたいのカボチャは実が横に傾いたまま育ってしまうので日に当たらない部分が黄色くなってしまいます。そういうカボチャは姿勢を修正してあげます。

収穫

2022年10月31日

播種から123日目。カボチャのへたの部分に亀裂が入りほどよく茶色くなってきました。よくこれをコルク状になると言われていますがこれが収穫どきのサインです。色、形や大きさはばっちりかと思いますが、ちょっと数が少なすぎますね。次やるなら苗をちゃんと育てるのと防草シートを張って雑草を野放しにしないことですかね。

おしまい

© 2025 オオランドファーム株式会社, All rights reserved.