2025年8月、畑の景色

旬の野菜

いわゆる夏野菜のピーマン、ナスはこのところの暑さと水不足でお疲れ気味です。ピーマンは実が小さいうちから赤くなり始めるし、ナスは色が薄かったり、実が硬かったりして品質が落ちてきています。それでも、きれいな実だけをとって少しづつ出荷しています。そのほかと言えば、今年はスイカが豊作です。ただ10㎏をゆうに越すものもたくさんできてしまい、大きすぎて売れるのか心配でしたがおかげさまで完売とあいなりました。来年はもっとたくさん作ろうと思います。

ゴーヤのトンネルできました。雑草も生い茂ってますが。。。ゴーヤも最盛期を迎えています。ただ、こちらも実が小さいうちから黄色く変色してしまいロスが結構出ています。これも水不足のせいかな?

雑草との闘い

さつまいもの圃場ですが昨年の今頃は雑草の海と化してしまい収量を落とす要因を作ってしまいました。今年はその反省を踏まえ毎朝少しづつ畝間の雑草を手でむしる地道な作業をやり続けてきました。そのおかげで現状はご覧の通りさつまいもが雑草に打ち勝っています。収穫時期までこの状態をキープできれば我々の勝利です。

逆に、冬野菜を植えるため空けていたスペースはご覧のあり様。これでも2回ほど雑草をすき込むため耕運機で耕したのですが、全くの無意味でした。こっちは惨敗です。ここまできたらハンマーナイフを使うしかありません。

非常に珍しいです

関東では咲かないと言われているさつまいもに花が咲きました。もちろん初めて見ましたが、この珍事が吉と出てくれると信じています。

2025年7月、畑の景色

どこも雑草

もううんざりです。つい先日草刈した場所も、数日たつともう別の雑草が生えてきてちょっと目を離すとあっという間に周囲を覆い隠すほど育ってしまいます。そしてそれを放置するともう手に負えなくなるというか、雑草を刈ることをあきらめてしまうくらい巨大化してしまいます。どうにかそうならないうちに対処しようとしていますが、全く追いついていません。本当は野菜の管理作業を優先すべきですが、もう気になってしまって毎日半分以上は草を刈る作業をしています。

ところで雑草の対処と言えば、①除草剤を撒く、②草刈り機を使う、③ホーを使う、④手でむしる、です。畑の周りは除草剤を撒いて雑草を枯らすことができますが、畝周りはそれができません。畝間なら草刈り機が使えるでしょう。ですがマルチの際や株元に生えた雑草はマルチを破らないよう手でむしるしかありません。手作業は労力も時間もかなり使います。今さつまいもの圃場を対処中ですがその間手を付けられないサトイモの畝はご覧の通り無法地帯となってしまいます。これだけ大きくなると労力も時間もさらにかかることになります。

去年までは収穫時期になると雑草がサツマイモの苗を覆い隠すくらいになっていましたが今年はそうはさせません。きっちりと雑草を抜いてあともう少しで終わります。だいたい2週間くらいかかっていると思います。

パパイヤは、潅水、追肥をやりやすくするため今年マルチを使いませんでした。それと引き換えに雑草はある程度覚悟していましたが、予想通り大変なことになりました。とりあえず株まわりだけ雑草をむしり他は今のところ放置です。ということで最低でもこのあと、夏野菜と落花生、サトイモの畝周りが控えています。本当にうんざりです。

トンネルをつくろう

今年、アーチ形の支柱を購入しました。周りの農家さんは当たり前のように使っていて自分も欲しかったのですが近所のホームセンターに売ってなくてそのままになっていました。ところがある日、コメリのカタログをなんとなく見ていたらアーチ形支柱を発見し早速購入したというわけです。ということで、今年はゴーヤでグリーントンネルをつくってみたいと思いいつもより多めにゴーヤを植えてみました。トンネルになるにはもう少し時間がかかりそうですね。

収穫ピーク

ナス、ピーマン、オクラが収穫のピークです。1日ナスは100個、ピーマンは300個程度のペースでほぼ毎日とっています。このまま9月までこのペースでいきたいところですが、多分8月過ぎると株がばてて収量はかなり落ちると思います。

今年もいい感じです

去年試しに育てた大和イモがうまくいったので今年も本格的に量を増やして育てています。病気もなく害虫も寄ってこなく思ったより手間がかからないので今年もうまくいったら来年はさらに倍に拡大しようと思います。

2025年6月、畑の景色

収穫ラッシュ

梅雨入りしました。今年は適度に雨が降って野菜たちにとってはいい感じですが、気温が高めなのが気になります。最高気温が連日30℃を超えていて毎日汗だくで作業している状況です。日本の気候は夏の期間がどんどん長くなっていくようでこれが野菜にどんな影響があるのか先行きの将来がちょっと不安になります。その影響なのかわかりませんが例年より早く夏野菜の収穫が始まりました。

ブロッコリーは収穫のピークが過ぎました。今回800近く植えましたが、さばききれずに大半が開花してしまい無駄にしてしまいました。花蕾ができてから開花するまでのスピードが想像以上に早く作業が追いつかなかった格好です。またガッツリ青虫もついてしまったりと苦労した割に実入りが少なく大失敗と言わざるを得ない結果となりました。この時期のブロッコリーに関しては反省点が多く、次回は克服したいものです。

大失敗したブロッコリーとは対照的にニンジンとジャガイモはきれいにできました。ジャガイモはそうか病にならず収量は今までで最高だと思います。ニンジンはというとまた根のものがほとんどないのでこちらも収量は今までで最高じゃないでしょうか。

6月のメインはズッキーニですね。ズッキーニは生長が早く実も1日単位でどんどん大きくなります。生長が早いということは老化も早く月末には収穫終了となります。5月から収穫は始まりますが、ピークは6月の前半から中頃までです。

グングン育つ

今年はトウモロコシを多めに作ってみました。6月前半は腰くらいの高さで頭の雄花はまだ見えてない状態でしたが、その2週間後には背丈が頭くらいになっていて実も付けています。実についているひげは次第に茶色が買ってきていてもうすぐ採れそうな感じです。ですが、アワノメイガが潜んでいる形跡がところどころみられるので、収穫できるのは全体の半分もいくかどうかという感触です。これはトウモロコシの宿命なので、アワノメイガを避けるには農薬が必須なのでしょうね。

パパイヤも暑くなるとグングン生長します。ですが、肥料食いなので肥料を絶やすと大きくなりません。ですので定期的に肥料をやって生長を見守る必要があります。

2025年5月、畑の景色

定植シーズン到来

GWが明けると夏野菜などの定植が始まります。夏野菜ではピーマン、ナス、トマトなど、ウリ系はスイカ、キュウリ、ゴーヤなど、あとはサツマイモとか。定植作業は座ったり立ったりをひたすら繰り返すので腰やひざにこたえます。腰痛持ちの私にとってはとてもしんどい作業です。

キャベツは今月分600本植えて、来月も600本植える予定です。

スイカは100株植えます。

ピーマン、ナスはそれぞれ150本程度。定植後は誘引用の紐を引いてそこに誘引していきます。

今年、サツマイモの苗はすべて自前で用意します。去年までは半分くらい苗を購入していましたが、経費がかさむためしんどいですが今年は頑張って自分ですべて賄います。

さつまいもはMAX3000株くらい植える予定です。現在1000株まで植え終わりました。

パパイヤの苗。本当は今月頭に定植したかったのですが、今年なぜか生長が遅れてしまいまだ待機状態です。そうはいっても遅くとも来月頭までには定植を済ませたいところです。

収穫

今月はタマネギ、ニンニクの収穫が始まります。今は定植作業を優先しているので出荷分だけ小出しに収穫していますが収穫時期を逃さないため早めにすべて収穫しないといけません。

やっと咲きました

レモンの苗を植えてから2年。今年は周りの草刈りや追肥などしてちょっと面倒を見ています。その甲斐あってかようやく花を咲かせてくれました。木も少しずつ大きくなっているようです。今年は実が付くのでしょうか。楽しみです。

2025年4月、畑の景色

苗づくり

この時期は、夏野菜の育苗や畑の土づくりが主な作業になります。畑の大部分は夏野菜のために空けており、そこに肥料を入れたりして土づくりをします。うちの農園では米ぬかや油粕など有機肥料をメインに扱っており、入れたら耕うんして1か月くらいなじませる必要があります。ですので、この時期に土づくりをしてGW明けに今作っている苗を畑に定植するようなスケジュール感となります。ここ数年うちの育苗ハウスでは苗がぎっしり埋まって既に手狭な状態となっており、昨年は育苗できなかった分は苗を購入していました。苗の購入は出費がかさむため今年はやむなく畑にも育苗トンネルをつくって苗の場所を確保しています。畑のトンネルでは温度管理が難しいかと懸念していましたが、トンネルの開け閉めと潅水さえちゃんとやれば今のところ問題なさそうです。

昨年、さつまいもの苗床は害獣に荒らされ被害を受けてしまったので、今年は電気柵で防御しています。今のところ被害は起きていないので一安心です。苗も例年に比べ順調に育っているのでこのままいけばGW明けには定植を始められそうです。

畑では

先日、一足先にブロッコリー、ニンジン、ジャガイモを植えました。ニンジン、ジャガイモは芽が出て、ブロッコリーは本葉が出始めたところです。写真じゃよくわからないですね。

気温が上がってきたせいかニンニク、タマネギがここにきて急激に大きくなってきました。これからは雑草の手入れが大変になります。何といってもマルチ穴から生えてくる雑草取りが面倒極まりなく、面倒だからと放置すると手に負えなくなって下手をすると野菜よりも生い茂り収穫どころではなくなってしまいます。なので今年は先手必勝で先日、1回目の草むしりをしました。恐らく収穫時期まであと2回くらいはやらないといけないでしょう。

うちの豆類はいつも貧弱です。他の農家の方の生長度合いと比べると大きさからなにから目劣りしてしまいます。現状何が原因だか全く不明ですが、いろいろ情報集めてめげずに頑張りたいと思います。

レタス、ダイコンは絶賛収穫中です。

2025年3月、畑の景色

恵みの雨

冬の間、各地で大雪のニュースを頻繁に見てきましたが、ここでは雨すらまともに降りません。畑はというと朝方は霜が降りて多少は湿るものの昼前にはすっかり乾いてカラカラの状態になります。そんな日が数か月続き作物への影響を心配していましたがつい先日ようやく恵みの雨が降りました。雨と言っても雪ですが。これを皮切りにまとまった雨も降るようになってちょっと一安心です。

野菜たち

今収穫できるのはブロッコリーだけです。もう少ししたらレタス、ダイコンが収穫できそうです。

レタスはようやく巻き始めました。これからグングン大きくなると思います。

昨年12月に種をまいたダイコンは、今月末ぐらいから収穫できそうです。

冬の間じっと我慢して寒さに耐えてきたニンニク、タマネギたち。気温も上がってきたのでこれから活動再開です。追肥は先月で終わりなので収穫までのラストスパート頑張ってください。

ソラマメは、数か月雨が降らなかったせいなのかちょっと元気がありません。葉が黄色っぽいので何回か液肥を撒いて栄養補給を試みたのですがあまり効果がないようです。これから気温が上がってきますので元気になってくれるといいのですが。今後の復活を期待します。

掘り出し

種イモ用に保存していたイモたちを土の中から掘り出しました。サツマイモは苗を作るために苗床に投入。サトイモの植え時は4月なので少し時間がありますがそれまでは保管庫で待機です。

育苗ハウス

現在、レタス、ブロッコリー、ネギ、ナス、パパイヤを育苗中です。4月にはスイカやキュウリなどのウリ系、キャベツなどのアブラナ系が加わりこれから6月くらいまで育苗ハウスがにぎやかになります。

2025年2月、畑の景色

今月は殆どやることがなくて暇です。雑草の片づけもほぼ終わりましたし、野菜の収穫も先月のうちにダイコンが終わってなにもありません。キャベツとブロッコリーがありますがまだ小さくて収穫はもう少し後になりそうです。畑はというと本当に何もありません。少しの間ですけどお休みください。

先日パパイヤの木を切り倒しました。いい感じに腐っていたのでのこぎりで簡単に切り倒せます。根っこの方は半年くらい放置しておけばこちらも腐ってなくなります。

冬越し野菜

最近雨が降らなくて困っています。先月は2日しか雨が降りませんでした。朝方霜が降りて多少畑が潤いますがすぐに乾いてしまうためカラカラです。ですので液肥ついでに潅水をしています。今畑にあるのはレタス、ソラマメ、ダイコン(冬越し)、タマネギ、ニンニクなどです。

新しい畑

今使わせていただいてる畑の隣が空いたので、そこも併せて借りることになりました。この場所は今の倍の広さになります。

2025年1月、畑の景色

新年

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。これからもおいしい野菜を作るため日々精進してまいります。さて、ご挨拶はこれくらいにしておきまして、畑はと言いますとほとんどがお休み中です。お休みしている場所は毎朝凍っていて、その場所を歩くと本当に氷の上を歩いているくらい足が冷たくなります。来月くらいから土づくりを始めようと思いますがそれまでは放置ですね。

冬越し野菜

タマネギ、ニンニク、エンドウやソラマメは冬越しします。それらの野菜についてはしばらくメンテの必要はなく放置でOKです。来月くらいから追肥や雑草の刈り取りなどの手入れが必要となるでしょう。

ダイコンも暖かくなるまでトンネルで過ごしてもらいます。

ブロッコリーとキャベツは毎朝葉が凍っていますが元気です。収穫までもう少しかかりそうですね。

果樹たち

うちの農園では青パパイヤを毎年植えています。暖地であれば枯れることはないそうなのですが、そうでないところでは寒さに耐えられず朽ち果ててしまいます。冬になるとご覧のあり様で2度と復活することはありません。それは、後にこのでかい木々を切り倒し整地するという重労働が待っているということなのです。

2年前にレモンの苗をこっそり植えてみました。2本枯れてしまいましたが、現在7本健在です。育て方が良くわからず今まではほぼ放置でしたが、今年はもう少し勉強して追肥とか剪定とかやってみたいと思います。

昨年、もう一つの果樹に挑戦しようと苗を2本購入しました。この果樹は寒さにとても弱いためこのあたりでの栽培は困難だと言われていますが何とか成功させたいと思っています。とりあえず風よけと防寒対策を施し様子を見ています。この冬越せたら第一関門突破というところでしょうか。ところでこの果樹はといいますと、それは実がなるまでのお楽しみということでよろしくお願いします。

呪縛

何か作業をすると必ず雑草が付きまといます。今の季節草は生える時期ではないのですが、夏に生えた草を処分しないと次の畑の準備ができません。そのまま畑にすき込んでも消化しきれないのでやっぱり燃やすしかありません。本当に厄介です。

2024年12月、畑の景色

冬到来

朝、畑に来ると地面は霜で真っ白になっています。日が昇ると次第に霜は溶けますが、日陰のところはいつまでも凍ったままです。畑はこんな状態ですが、いまだサツマイモ500株ほど収穫が終わっていません。地上部のツルは枯れ果てており地中のサツマイモは寒さでどんどん腐っていきます。掘っていくと案の定腐ったイモがちらほら出てきましたが全滅ではなかったので、頑張って掘り続けるとします。

冬支度の一つとして来年植える種イモを埋める作業があります。畑の片隅に腰ぐらいの深さの穴を掘りそこに芋を埋めます。スコップでひたすら穴を掘りますがやっぱりしんどいです。この作業あと何年できるのだろうか。ユンボ欲しいです。

冬野菜は寒さにめっぽう強いですね。毎朝凍らされるのにダメージ受けずに成長を続けます。

逆に、パパイヤは霜に当たりあっけなく死亡しました。木の幹や実から白い液体が流れる様は、まさに流血そのものです。あとは朽ち果てるのみです。

初物

知り合いの農家の方から大和イモの種イモを頂き今回初めて育ててみました。思ったよりも育てやすく、収量もまずまずでしたので大満足です。山芋よりもネバネバが強くとても美味でした。これでたくさん売れるなら来年は本格的に作ろうと思います。

ぬけがら

このあたりでは実物を見たことがありませんが、これがあるってことはやっぱりいるんですね。願わくばこの先も出くわしたくない生き物の一つです。

2024年11月、畑の景色

旬の野菜

今月23日に農協主催の農業まつりが開催されます。農業まつりでは地元野菜の直売もやっているのでそれに向けての準備をしています。葉物野菜を中心にと考えていたのですが、ホウレンソウはまだ小ぶり、コマツナは大きくなりすぎてと、うまくタイミングを合わせることができませんでした。結局葉物で出せそうなのは、ミズナとチンゲンサイくらいです。普段コマツナみたいな葉物野菜をほとんど作らないので成長スピードの読みがだいぶ粗いようです。

あと、9月から直売所に出し続けているつるむらさきもまつりに出せそうです。この野菜、スーパーではあまり見かけませんが、ネバネバ系の野菜でとてもおいしいです。直売所では売れ筋野菜の一つですよ。

イベントが終わった

幼稚園向けのサツマイモ堀体験ですが、予定されたすべての幼稚園が掘り終わり無事終了しました。今年は猛暑と降雨が少なかったせいなのかイモが小ぶりだったのでお客さんに満足していただけたのかと思うところはありました。天候のせいではどうしようもないですが来年はもっと大きいイモが作れるよう自分でできることは頑張りたいです。

写真は、園児たちがイモ堀した後の畑です。

大量に残っています

11月入ってしまいましたが畑で掘り終えていないサツマイモがまだ2000株くらい残っています。サツマイモは放置しても品質が落ちないので作業の優先度を落として他のことばっかやっていましたが、もう寒くもなるしさすがに早く掘らないとダメになってしまいます。ということでこれからしばらくはイモ堀作業が続きます。

シルクスイート

安納いも

ここだけまだ夏

パパイヤの畑ですがここだけ見た目はまだ夏です。でも、気温が20度前後とだいぶ涼しくなってきたことも植物は敏感に感じているらしく実も育たなくなってきました。収穫の方はもうすぐ終了の兆しです。

冬越し野菜

冬越しする野菜は、ニンニク、タマネギ、豆類です。ソラマメは種を植えて育苗中。タマネギ、スナップエンドウは先日定植がほぼ終わりました。スナップエンドウは、昨年寒さで苗が枯れてしまったので、今年はササで寒さを防御してみました。思惑通りいくといいですが。

ソラマメは育苗中です。

ニンニクは今のところ順調に育っています。

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