自宅の庭にビニールハウスもどきをつくってみた

苗を作る場所がない!

苗をどこでつくるか。うちの庭は一日中日が当たらないし、畑のビニールトンネルでは温度管理が難しいし。はたまた嫁の実家のベランダは日当たりがいいけどちょっと家から距離があるし、そもそも余計な気を使ってしまう。。農家たるもの苗が作れなければ仕事にならないぞ。

何日か悩んだ挙句、自宅の庭に育苗用のビニールハウスを作りLEDライトを日光の代わりにすることを思いついた。これなら、日照の管理や温度管理もコントロールできるよな。

ただ、庭の半分くらいを占用してしまうのと初期費用や電気代などのランコスがかかることで、反対する嫁を説得するのに余計な労力と時間をかけてしまった。

作れるのか?

とはいうもののビニールハウスを素人が作れるのか?という疑問もあったが、まずはネットで情報収集してみる。

すると、ビニールハウス用の部品を取り扱うサイトが何件か見つかった。サイトの記事によると部品さえそろえれば特殊な工具も使わず作れそう。思ったよりハードルは高くなく、なんとなく作れそうな気になってきた。

早速設計図を書いてみることにした。

部品を購入

設計図は写真のとおり雑な仕上がりとなったが、これでもあーでもないこーでもないと結構悩み何日も費やしてしまった。ポイントは、鉄パイプを切断しないで済むように売っているサイズで作るということ。

接続部分に使う部品のせいで若干長さにズレが生じ不都合が起きないか心配もあったが、とりあえずこの設計図を信じて部品を注文してみた

いよいよ組み立てる

部品が届いた!けっこうすぐ届いた!

さて思い通りに作れるといいが。

ちなみに部品は写真のとおり。全部で2万円弱(ビニール除く)

骨組みを組み立てる

1人で作業したが、以外にすんなりと組み立てることができた。気になっていた接続部品による長さのズレも調整可能で問題なし。

部品が組み立てやすいようにできていることにものすごく感動してしまった。考えた人すごい!

ビニールを張るが・・

最後にビニールを張って出来上がりっ。と余裕をかましていたがこれが非常に難しい。よく農地で見かけるビニールハウスのそれとは違ってビニールがなんだかたるんでいるぞ。何度も何度も張っては剥がしてと繰り返したが100%納得いく”ハリ”には仕上がらず断念。ちょっと気持ち悪さが残るが、私の本業は農業と言い聞かせここはしぶしぶ妥協することに。

台風対策をして完成!

昔、庭に置いてあった小さなビニール温室がとある台風で吹き飛んでしまったり、最近でもビニールトンネルが強風のたびに剥がれてしまったりと、風にはかなりナーバスな私。強風にも台風にも飛ばされないようにアンカーを何本も打ってこれで一安心。

ただ、このビニールハウスは邪魔なので冬場のみという条件で嫁に設置が許されたため、台風シーズンには撤去されており、、

まあいいか。ひとまず完成したから。

早くも不具合発覚!!!

雨が降ったらこんなことに!!!!

つづく!!

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