2025年10月、畑の景色

冬野菜

夏が長いと思ったら急に寒くなってきました。人間にとって心地の良い気候をすっ飛ばしていきなり冬が来そうです。過ごしやすいいい季節が日本にはなくなってしまったのでしょうか。春夏秋冬という言葉もいずれなくなる日が来るかもしれないというほど気候が極端になってきている気がします。この気候が植物にとってどんな影響を受けているのか本当に心配です。最近のことと言えば、冬野菜の苗を作るのが暑すぎて枯れてしまったりとか、今までの栽培方法が将来通用しなくなることもいろいろと出てくるかもしれません。とは言いつつも、うまくできるように試行錯誤しないと農業はやっていけません。1回失敗した冬野菜の育苗は2回目何とか定植することができてそれなりに育ってきています。若干遅れた感じはあるのでハクサイなんかは巻いてくれるのか多少の心配はありますが、このまま見守るしかありません。

キャベツ、ブロッコリーはまだまだ小さいです。年内に収穫できるかはちょっと微妙ですかね。・・・相変わらず雑草が多い畑です。。

ダイコンは先月中頃に植えましたが、すごい勢いで育ってきています。このままいけば来月には収穫できそうです。・・こっちの畑も雑草多いです。なんとかしたいです。

明暗

今年は秋カボチャにチャレンジしてみましたが、結果はまずますでした。初夏収穫のカボチャは強烈な日光の照り付けで実が日焼けして半分くらいダメにしてしまいました。夏のリベンジということで今回チャレンジしましたが、一部ウリ科特有のうどん粉病にかかったもののその他のトラブルはなく、ほぼほぼ順調に栽培できました。直売所でも良く売れたので、来年は夏やめて秋に3倍くらいやろうかと思います。

同じウリ科のズッキーニもカボチャと同時期に試してみました。こちらは株はしっかりと育ったのですが雌花が咲かないとか、実がついても大きくならないとかいろいろと問題がありました。原因は今のところ分かりませんが、この時期は競合がいないので何とか成功させたいと思っています。

今年の青パパイヤははっきり言って不作です。どうやら、夏場の生長するタイミングでしっかりと育っていなく実をつける時期が遅れてしまったのかと考えています。現在ようやく実をつけ始めましたが、既に気候は冬に向かっているため、小さい実がこれから育っていくのかはなはだ怪しい状況です。

育苗

今回、ネギは育苗箱にばらまきで播種しました。過去、セルトレイに播種したり、チェーンポット(紙のポットで定植時に専用の機械でチェーンのように一列になってそのまま紙ポット事定植できる代物)を試したり、畑で育苗したりとかしましたが依然やり方が定まっていません。どれもしっくりこなくてどうやったら効率よく作業ができてかついい苗ができるのか迷走中です。

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