ニンジンの栽培

ここではニンジンの栽培を記録していきます。

播種

2022年8月19日

播種の1週間くらい前に米ぬか油粕を適当にまき、約30mの平畝に4穴マルチを張って下準備完了。そして植付は種を1穴1粒づつピンセットで押し込むようにします。ニンジンは発芽率が悪いため、同じところに何粒か植えるのが定石ですが後で間引きしないといけないのと種がもったいないと感じるので1か所に1粒植えを徹底しています。芽が出なければ出ないで歯抜けのようになってかっこ悪いですが、しょうがないと割り切っています。

今回の品種はタキイ種苗さんの「オランジェ」にしてみました。

1つ1つの穴にピンセットで種を押し込みます。全部で1,000粒植えました。

あとは、発芽するまで土を乾かさぬよう水やりをしないといけません。

発芽

2022年8月29日

播種10日目にしてようやく全体の5割くらいですが小さな芽が出てきました。が、雑草の芽も出始めてしかも生長がはやいので早めに摘み取らなければなりません。

2022年9月7日

雑草がニンジンの芽よりも勢いがありますのでここで摘み取ります。放置するとニンジンが雑草に負けてしまいます。非常に手間ですがとても重要な作業です。

生育

2022年10月1日

芽がだいたい10㎝くらいになりました。ここまでくると発芽していない場所が目立つようになり発芽率が分かります。発芽したのは50%くらいでしょうか。ニンジンの発芽率は悪いといわれますがもうちょっといってほしかったですね。まあ、芽が出た株は順調に育っているので良しとしますか。

2022年10月15日

ニンジンは着実に育っていますが、雑草も着実に増殖しています。雑草は摘んでも摘んでも別のが生えてくるのでキリがありません。放置すると雑草に支配されてしまうので残念ながら野放しにできません。全く困ったものです。

注意深く観察しないと見逃してしまいます。有害なので発見したら直ちに捕殺しないといけません。アオムシ、ネキリムシ、コガネムシの幼虫なんかは何のためらいもなくつぶしてしまいますが、このキアゲハの幼虫はなぜかつぶすことを躊躇してしまいます。

収穫

2022年12月6日

もっと早くてもよかったのですが、なんだかんだで収穫が後回しになってしまいました。本当にほとんど手間をかけず放置していましたが今回の出来はなかなかです。太くて大きなニンジンが採れました。普通、大きくなると割れたニンジンが多いのですが、今回は少ないですね。発芽率が悪かったので不安はありましたが、発芽したものは又根のニンジンも少なくて収量はまずまずですね。ということでニンジンの栽培は完了しました。

おしまい。

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