投稿日: 2024-07-162024-07-162024年7月、畑の景色 繁忙期 7月は1年で一番忙しい時期ですね。雑草との闘いが最も激しい時期ですし、夏野菜の収穫は毎日絶え間なく続きます。追肥や誘引や脇芽とりなど細かな管理も本当はやりたいところですが、全くやる暇がありません。雑草対策では、刈ったりむしったりと毎日時間をかけてやっていますが草の侵食するスピードが速く終戦の兆しが全く見えません。夏野菜の収穫も毎日やらないと次々実ができて追い付かなくなります。追い付かなくなると実が巨大化してしまい商品価値がなくなってしまいます。さらに、晴れの日となると間違いなく猛暑となるので長時間の作業ができず1日に動ける時間も限られます。なので7月はほぼ無休で作業しています。でも、その分売上もあがるのでそれを糧に頑張っています。夏野菜は、ナス、ピーマン、オクラがメイン。それ以外にニンジン、ジャガイモ、インゲンを収穫しています。 もうすぐです スイカは、実がなり始めの時期に結構な数アライグマにいたずらされましたが、その後復活したので今年は豊作の予感です。アライグマにいたずらされた後、網を張ったり、罠を仕掛けたりして防御したおかげでそれ以上の被害は免れています。また、カボチャも順調に育っておりこちらも前年と比べると豊作となりそうです。 雑草との闘い 畑の外は除草剤を撒くようにしました。軽トラの通り道や、一部の畝間に防草シートを張ったり、遊休場所に透明マルチを張って熱消毒をしたりと雑草対策は徐々に取り掛かっていますがまだまだ十分ではありません。無防備なところは容赦なくえげつなく雑草は生えてきます。広い場所は刈払い機で草を刈れますが、野菜の株元やマルチの際は手でむしらないといけません。雑草も育てば育つほど根が張るので抜くのがしんどくなります。ですので小さいうちに対処すべきなのですが、多勢に無勢、圧倒的な雑草の数にやられ全く追い着きません。草刈は本当にしんどいです。ピーマン畝の間に生える雑草。放置すると背丈がピーマンを越します。 一方、ナス畝の間は防草シートを張りました。雑草予防はできましたが。追肥をどうやるか考え中です。今は液肥の葉面散布のみやっていますが恐らく不十分だと思います。 招かざる客 害獣被害は深刻な問題です。動物たちにとっては生きるすべなのかもしれませんが、我々農家にとってはまさに死活問題なのです。近年、周辺の畑が減っていく中で、うちの畑が狙われる確率が高まっているようです。去年は被害を受けなかったものが今年になって狙われるケースが増えています。スイカはもちろんのこと、ナスやトマトも被害を受けており、来年はどうしようか悩んでいます。去年、ラッカセイが被害を受け全滅てしまったので、今年はラッカセイの周りに電気柵を設置しました。そしたら今度はトマト、ナスがやられる。という感じなのです。そこで試しに農協で借りた罠を仕掛けたら、見事アライグマを捕獲しました。顔はぬいぐるみのようですが、いたって狂暴です。つかまっているにも関わらず爪を立ててこちらに向かってきます。怖いです。甘く見ると怪我します。