2023年1月、畑の景色

朝は寒いですが

この時期の朝は畑一面霜が降りて真っ白になります。土が凍り付いているので畑仕事はもちろんできません。10時くらいにようやく霜が溶け始めますが、溶けた霜が水になって畑はべちゃべちゃになります。昼頃それが少しずつ乾いてようやく落ち着く感じです。ホウレンソウも朝は写真のように真っ白になって枯れてしまいそうにも見えますが、ホウレンソウの中では凍らないように糖分を作り出しているそうです。だから寒い時期のホウレンソウは甘くておいしくなるのです。

今採れるのは

先月に続きキャベツ、カリフラワー、ニンジン、ジャガイモを順次収穫しています。これらも今月中に全て収穫し終わるペースです。来月は葉物しか残らないですね。

要因はわかりませんが、今回採れたニンジンはサイズが一回り大きいものが多く形もよかったです。発芽率が今イチだったのですが全体的な品質は良かったと思います。

トンネル

露地栽培はこの時期ビニールトンネルをしないと野菜は育ちません。これから育てる野菜はほぼすべてビニールトンネルをしています。

コマツナは数回に分けて種をまいていますが、11月ごろにに撒いたものが今こんな状態です。寒いとやっぱり生長が遅いですね。このペースだと収穫は来月の後半くらいでしょうか。

残骸

畑の真ん中で存在感を出していたパパイヤの木がとうとう枯れてしまいました。半年で一気に3m近く育った勢いは周りの人たちを驚かせたりもしましたが、その生命力は寒さに打ち勝つことなくあっけなく朽ちはててしまいました。

パパイヤの折れた枝と枯れた葉が風に揺れると、うらめしや~の幽霊の手のように見えてしまうのは私だけでしょうか。近隣住民から気味が悪いとクレームが入ってしまう前に枝を切り落としました。残った幹の方は、大変申し訳ないですが寒くて撤去する気力がないのでしばらく放置します。

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