投稿日: 2022-07-132022-11-06カボチャの栽培 こちらでは、カボチャの栽培を記録していきます。 播種 2022年6月30日遅まきのカボチャの播種をしました。今回はついでに遅まきのキュウリ、遅まきのズッキーニを撒いています。まずは、育苗用の土を用意します。写真は近所の乗馬クラブから頂いた馬糞を畑の端に積み上げ、農協から頂いた米ぬかをたっぷりと混ぜたものです。運ぶのに苦労はしますが材料費タダで立派な肥料になります。もう半年ぐらいたっているので発酵は終わって肥料として問題なく使えます。 肥料を畑の上に乗せ畑の土と混ぜ合わせます。土と肥料はだいたい1:1になるようにします。 タネはこんな感じ。上の青い種がカボチャ、真ん中の赤いのはキュウリ、下がズッキーニです。カボチャは「ブラックのジョー」と言ってスイーツに使えるほど甘くなる品種です。是非食べてみたいです。 9㎝ポットに先ほどの土を入れて種を乗っけます。 種の上に土をかぶせ水をかけます。あとは芽が出るまで毎日水をやります。 発芽 2022年7月3日発芽しました。だいたい揃っているようです。晴天が続き暑さも厳しいため、引き続き毎日水やりします。ちなみに今の時期温度管理は必要ないので、苗は畑の端に置いています。 定植 2022年8月17日いろんなところの草刈りが優先されたため、苗については水やり以外は殆ど放置状態。さらには定植タイミングも大幅に遅れて苗は老化してしまっています。今更気づいたのですが、カボチャ、ズッキーニ、キュウリの育苗をゴーヤの畝の横でやっていたのでウリ科のオンパレード地帯をつくりあげてしまいました。そこはまさにウリハムシのパラダイスと化してしまったのです。おかげで苗はこのありさま。。 かなり苗が弱っている状態ですが、復活を祈って畑に定植します。マルチを張って1m間隔で植えていきます。 折れた苗もあったのでそれ以外の50本を畑に植えました。何度も言いますが復活を祈ります。頑張ってください。 生育 2022年8月19日苗を復活させたいので液肥を葉面と株元に撒きます。私はサカタのタネさんの「ネイチャーエイド」という液肥を愛用しています。「ネイチャーエイド」はトウモロコシを原料とする有機肥料でどんな野菜にもわりと頻繁に使っています。有機の良いところはアミノ酸が含まれているのでいかにも野菜がおいしくなりそうですよね。 2022年8月24日残念ながら15本くらい枯れてしまいました。でも、生き残った苗は徐々に復活してきています。幸いにも新たなウリハムシの被害にはあっていないようです。これからも頑張ってください。 2022年9月7日約半数は写真のように枯れてしまいました。強風にあおられると弱い苗は茎が折れてしまうようです。これで半分くらいは枯れてしまったので残りは20本くらいになりました。収穫率を上げるには手を抜かずに強い苗を作る必要がありますね。来年はしっかりやろうと思います。 生き残った苗はウリハムシの総攻撃から復活して2mくらいになっています。 2022年9月14日雌花が咲きました。無事受粉してくれてるといいのですが。ちなみに受粉しないと実の部分が黄色くなってやがて腐ってしまいます。株のほうはグングン生長して3m以上にはなっているかな。これだけ大きくなるとウリハムシの攻撃は屁でもありません。今回は摘芯も摘果もせず野放し栽培にしようと思います。 2022年10月4日雑草がひどくなり実がついているのかどうかも分からなくなってきたので、手で雑草を抜くことにしました。雑草を抜きながら実を探して、実のなり具合確認しました。 実は適度にできていましたが、いくつかは傾いたりして日の当たらないところが黄色くなっていたりと放置していたらダメになってしまうところでした。そのようなカボチャは向きを整えてセッティングし直しました。 2022年10月20日収穫できるカボチャがないかパトロールしましたが、まだのようです。ですが代わりに今まで見つかっていなかったカボチャも発見できます。だいたいのカボチャは実が横に傾いたまま育ってしまうので日に当たらない部分が黄色くなってしまいます。そういうカボチャは姿勢を修正してあげます。 収穫 2022年10月31日播種から123日目。カボチャのへたの部分に亀裂が入りほどよく茶色くなってきました。よくこれをコルク状になると言われていますがこれが収穫どきのサインです。色、形や大きさはばっちりかと思いますが、ちょっと数が少なすぎますね。次やるなら苗をちゃんと育てるのと防草シートを張って雑草を野放しにしないことですかね。 おしまい
投稿日: 2022-07-062022-07-132022年7月、畑の景色 草、草、また草 今の時期を「雑草撲滅運動」とか「草むしり強化月間」と名付けたいくらい来る日も来る日も草をむしったり、刈払い機で草を刈ったり一日の大半を草刈りに費やしています。去年も同じことを言った気がしますね。なんで雑草は病気にもならなければ虫にも食われないのか、さらには肥料をやらなくてもグングン生長して根を伸ばす。人間が処分しない限り畑はたちまち雑草ワールドになってしまいます。そう、雑草を刈らなければ野菜の居場所がなくなってしまうのです。他の野菜の管理をしているすきに雑草は伸び伸び育ってご覧のあり様。 畝の上は野菜の苗を傷つけないように手で草をむしっています。丁寧にやると1つの畝に1時間くらいはかかってしまいます。下の写真は苦労して草をむしった畝です。環境のことを考えるとマルチの多用は避けたいと思い今回サツマイモはマルチを使いませんでした。が、草むしりに膨大な時間がかかり他の作業に影響が出るのも問題なのでここはやっぱりマルチを使った方がいいのか。悩みます。 旬の野菜 前月のタマネギに続きじゃがいもを一気に収穫してさらにニンジンが採れ始めました。カレー用野菜セットがそろいました。また夏野菜も始まり米ナス、ピーマンは直売所に出荷を始めました。 じゃがいもは「十勝こがね」という品種で皮が薄く煮物にするとねっとりとした食感で煮崩れしません。とてもおいしいじゃがいもです。私は水で洗い土を落としたら皮ごと調理して食べています。 ニンジンはついこの間から収穫を始めました。私はニンジンも皮ごと食べています。水で洗ってそのまま調理。皮むかないのってラクでしょ。農薬を使っていないので安心して食べられますよ。ちなみに皮の周りに栄養が多いという説もあるようですが色々調べてみるとそうでもないみたいです。 夏野菜も続々出荷中。 気になるアイツ 暑くなったからか急激に大きくなってきました。遠くからでもその存在感をアピールしてきます。最終的に背丈は2mほどになるとのことなのでまだまだ半分も到達していませんが、もうその風貌は「木」そのものです。 トラブル続出 じゃがいもは収穫量の1/3くらいを虫にかじられ穴が空いていました。決定的証拠はありませんが掘ってる時にしょっちゅうケラが出現していたということと穴の中にコガネムシの幼虫が入り込んでいたというところを見ると、犯人は恐らくケラとコガネムシの幼虫のようですね。奴らの犯行の手口はじゃがいもの一部だけに穴を空けて次々に新しいじゃがいもに手を付けるという本当に人間の嫌うことを熟知している犯行と言えます。食べるなとは言いません。どうせ食べるなら丸一個完食してから次のじゃがいもに手を付けてほしいです。もちろん穴の開いたじゃがいもは処分です。0円食堂でも引き取ってもらえません。 強風によって引き抜かれたパパイヤの木。大きくなればなるほど風の抵抗を受けやすくこんなことになってしまうのですね。すぐに埋めてあげてさらに風対策のために土寄せてんこ盛りにしたら復活しました。話は変わりますが、根っこがらせん状になっているのがアンカーの形状と似ていてパパイヤなりの風対策なのか?と思ってしまいました。それでも結果的に引っこ抜かれてしまったのですが。。