キスジノミハムシを撃退

葉っぱに穴をあけるやつ

成虫でも数mm程度のキスジノミハムシ。アブラナ科の野菜に付き、成虫は葉っぱを食害して針で穴をあけたような状態になります。ちょっとでも放置すると穴が無数に空いてしまい葉物だと商品になりません。また幼虫は地中に潜ってダイコンに傷をつけるという厄介者。やられるとダイコンの表面に何かが這ったような茶色い傷痕がついてこれも商品にならなくなります。アブラムシに匹敵するほど厄介な虫です。

被害にあうとこうなります。(防虫ネット越しなのでぼやけた写真になっています。)

小さくてすばしっこい

老眼の私では肉眼でかろうじて見える小さい虫。残念ながら防虫ネットも簡単にすり抜けてしまうため防除することができません。名前の通り蚤のように飛び跳ねるため手で摑まえるのも至難の業です。聞くところによると朝方気温の低い時間帯だと動きが鈍いようですが、それでもすばしっこくなかなか捕まえることができません。

最終兵器?

そこで思いついたのがハンドクリーナー。これで吸い取ってしまえれば撃退することができるかも。

面白いようにとれる

虫が見つけられれば、思ったように簡単に吸い込むことができました。葉っぱも吸い込んでしまうため傷をつけないように注意しないといけませんが、面白いように取れるのでつい夢中になってしまいます。数分で100匹はとれたと思います。数日続けると数もめっきり減り、目立たなくなります。が、しばらくするとまた増えるんだろうな。。

クワ一本で畝づくり

サツマイモの畝をつくる

サツマイモの畝は高さ30㎝くらい幅60㎝くらいのサイズで作ります。うちの畑の幅が20mくらいありますので畝の長さは18mです。これを鍬一本で作ります。

畝の側面を掘る

まずは畝がゆがまないように紐を張り目印をつけます。そこに鍬を入れ溝を掘っていきます。鍬でひたすら土を掘り続けます。

そして反対側も掘ります。反対側に差し掛かると息切れしながら休憩しながらと急にペースダウンしてしまいます。腰もつらいしきついですね。

ならして形を整える

レーキで畝の上をならします。これを適当にやってしまうとでこぼこになってマルチを張ったときに美しくなりません。・・と言いつつも私はそんなに上手ではありません。

ならすとこんな感じになります。

マルチを張る

幅60㎝の畝に幅150㎝のマルチを張ります。畝の幅に比べマルチが異様に大きいですが、畝の横広くまでマルチで覆うことによりコガネムシなどの幼虫が地中に潜れなくなるということらしいので今回試してみました。

まずは、端を土で埋めてマルチを固定します。

マルチの芯を畝の上でころがして反対側まで引っ張ります。

そして反対側を土のうで固定します。このときマルチをめい一杯引っ張っておくとピンとマルチが張れます。

マルチの端を埋める

マルチの両側を土で埋めていきます。足でマルチの端を引っ張りながら土をかぶせていくとマルチがピンと張れます。

完成

両端すべて埋めたら完成です。私はこれに1時間くらいかけてしまいます。そして精根疲れ果ててしまうので1日1本作るのが限界です。

今年は10本作りました。10日かかっているということですね。来年は耕運機でやりたい。耕運機ほしい。

2021年6月、畑の景色

旬の野菜

うちのダイコンは先月で終わりました。それに代わってこれから収穫が始まるのはタマネギです。残念ながら白玉ねぎは紹介する前に一瞬で終わってしまいましたが、赤玉ねぎ、普通の玉ねぎはこれからです。まずは赤玉ねぎから出荷が始まります。

ズッキーニはここへきて生長が加速してます。実がつくと一気に大きくなります。収穫タイミングを逃してはいけません。

葉物は随時収穫しています。コマツナ、チンゲンサイ、ミズナ、ホウレンソウなど。それにサンチュや小ねぎもつい最近植えてみました。通年できる葉物野菜の種類をちょっとづつ増やしています。

暑くなると虫が増えてきます。虫から野菜を守るために防虫ネットをしていますがそれでも完全ではありません。アブラムシがついたらハケで落としたり、キスジノミハムシはハンドクリーナーで吸い取ったりと苦闘しています。それでも農薬は使いません。

もうすぐです

夏野菜が実をつけ始めました。夏野菜の畝はあらかじめ溝施肥にしていますが、畝わきにボカシ肥を撒いて追肥しました。

ジャガイモやニンジンももうちょっとですかね。今月後半から収穫できると思います。

キャベツはそろそろ結球が始まりそうです。

定植しました

うちの畑の主役であるサツマイモの定植を行いました。もう活着したようで早くもツルが伸び始めています。

こちらはかぼちゃです。夢味という皮が白っぽい品種を植えてみました。うまくできるかな。

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